「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で先週、最も読まれた記事をおさらい。2021年10月3日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。
19都道府県に出されていた緊急事態宣言と、9県対象のまん延防止等重点措置は2021年9月30日(木)をもってすべて解除となり、ひさかたぶりに「何も出ていない」日本が戻ってきました。ワクチン接種も他の先進国に引けを取らない割合まで進んでおり、感染防止に気を配りながらの人の移動が許容されつつあるようです。全国の鉄道各社からは、おトクなきっぷを訴求した「旅のお誘い」が続々と発信されています。
5位: 北総鉄道 秋の行楽きっぷ「北総線1日乗車券」 土日祝日限定1,000円 沿線施設特典もあり
京成高砂駅〜印旛日本医大駅間の北総鉄道が大人1,000円・小児500円のおねだんで1日全線乗り放題となる、秋の行楽きっぷ「北総線1日乗車券」が発売されます。利用期間は2021年10月2日(土)〜11月28日(日)のうち土日祝日のみに限られます。沿線の日帰り温泉施設や飲食店などできっぷを提示すると、割引やプレゼントが受けられる優待特典も付いています。
さらに、1日乗車券を期間中に合計3枚購入すると北総線オリジナルグッズがもらえるスタンプカード企画も実施されます。夏の発売に続いて今回も窓口で購入する紙のきっぷのほか、スマートフォンアプリ「RYDE PASS」でデジタルチケットとしても発売されます。
4位: 新幹線・特急2日間乗り放題「みんなの九州きっぷ」 指定席も利用OK 8,000円〜 JR九州
JR九州は、九州新幹線・特急列車等の普通車自由席が連続する土休日の2日間乗り放題となる「みんなの九州きっぷ」を発売します。利用期間は2021年10月9日(土)〜12月26日(日)で、女性50歳・男性60歳以上の方が入会できる「ハロー! 自由時間クラブ」会員向けのきっぷに限り平日も利用可能です。
今回の発売額は、おおむね豊肥本線以北の路線が対象の「北部九州版」が大人8,000円・小児1,000円、JR九州全線が利用できる「全九州版」は大人15,000円・小児2,000円です。JR九州は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除を契機に、このきっぷで九州の旅を自由に思いっきり楽しんでほしいと期待を寄せています。
3位: 日本人向けに解禁! 1日乗り放題1,500円 インバウンド専用商品「西武1デイパス+長瀞」
西武鉄道は、訪日外国人専用のおトクなきっぷ「SEIBU 1 Day Pass + Nagatoro」を2021年10月1日(金)〜11月30日(火)に限り日本人向けに発売します。西武線全線(多摩川線を除く)と秩父鉄道の野上駅・長瀞駅〜三峰口駅間が1日間乗り放題で大人1,500円・小児750円という破格のおねだんで、通年発売の「秩父フリーきっぷ」(大人2,350円・小児1,180円)と比べてもさらにおトクな商品です。昔ながらの硬券デザインとなっている点にも注目です。
インターネットの販売サイトやコンビニエンスストアでチケットを購入し、池袋駅構内の「西武ツーリストインフォメーションセンター池袋」で硬券に引き換えてからの利用となります。
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