【週間TOP5】「Max後」の上越新幹線の主役は? 「みんなの九州きっぷ」待望の再登場

2位: 瀬戸大橋線 快速「マリンライナー」に無料Wi-Fi 2階建て指定席車両の全編成に JR四国

JR四国は、瀬戸大橋線を走行する快速「マリンライナー」のうち、自社車両5100形に無料Wi-Fiサービスを新たに導入します。対象は階上がグリーン席、階下が普通車指定席となっている全6編成の2階建て車両で、2021年10月末までにすべて整備が完了する予定とのことです。メールアドレスやSNSアカウントからの認証後は時間・回数無制限で利用できます。

読者の感想はおおむね好意的でしたが、「利用客の多い自由席にこそ導入してほしい」という声もいくつか見られました。JR四国は新型特急車両を中心に無料Wi-Fiの整備を強化しており、新幹線に接続する岡山駅を発着する特急列車にはすべて導入済みとのことです。

瀬戸大橋線 快速「マリンライナー」に無料Wi-Fi 2階建て指定席車両の全編成に JR四国

1位: E4系「Max」引退後の上越新幹線 E7系大幅増加 「とき」主力車両に グランクラス連結

2021年10月1日(金)をもってオール2階建て新幹線「E4系Max編成」が運用離脱したことに伴い、JR東日本は上越新幹線に「E7系」車両を大量に導入します。10月2日(土)から東京駅〜新潟駅間の「とき」の定期列車は全26往復中、過半数の16往復がE7系での運転となります。

北陸新幹線の金沢延伸に向けて開発されたE7系ですが、上越新幹線でも主役の座に就くことになります。最上位車両の「グランクラス」が連結されているほか、全席コンセントや温水洗浄トイレなどの装備により車内サービスが向上します。併せて、全車自由席としていた朝・夕の一部の列車について、E7系化と同時に今後は一部指定席として運転されます。

E4系「Max」引退後の上越新幹線 E7系大幅増加 「とき」主力車両に グランクラス連結

「Max後」の上越新幹線の動向に多くの関心が集まりました。多くのファンに見守られ、最後の2階建て新幹線となったMaxはラストランを迎えました。駅のアナウンスではもう「Maxとき」「Maxたにがわ」は流れません。筆者は特にサイドビューが好きでした。「走る巨大な白い建物」が神田駅1番線ホームから、あるいは並走する埼京線の車内からもう見られなくなるんだなと思うと、少しお酒が呑みたくなります。