2位: 前回は発売できず「JR西日本 どこでもきっぷ」 改めて発売へ 新幹線・特急も乗り放題
2021年4月から発売が予定されていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で発売が中止された「JR西日本 どこでもきっぷ」が約半年ぶりに復活します。大人22,000円・小児11,000円のおねだんで、JR西日本エリア全線が連続する3日間乗り放題となります。1名から利用可能で、新幹線・特急列車を含む自由席に何度でも乗れるほか、普通車指定席も6回まで利用可能です。
乗り放題対象が広域関西エリアに限られる2日間有効の「JR西日本 関西どこでもきっぷ」(大人10,000円・小児5,000円)も同時発売されます。旅先の観光施設や店舗で利用できる特典も用意されており、西日本エリアを存分に楽しむことができます。
1位: 三重に誕生 日本最大級の商業リゾート施設へ 近鉄「VISON(ヴィソン)往復きっぷ」発売
三重県多気町に7月にグランドオープンした体験型の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」へ、電車とバスでおトクに行けるきっぷが近畿日本鉄道(近鉄)から発売されます。「VISON(ヴィソン)往復きっぷ」は、松阪駅までの近鉄電車および松阪駅〜VISON間の三重交通バスが往復利用でき、さらにVISON内での対象店舗で利用できる10%割引券、薬草湯の温浴施設「本草湯」の入浴割引券もセットになっています。
東京ドーム24個分という広大な敷地は9つのエリアに分かれています。地域食材を活かした飲食店やホテル、産直市場、オーガニック農園など、「癒・食・知」をテーマとする専門性の高い施設が集結しています。
三重県のほぼ真ん中に誕生した「VISON」は伊勢神宮や熊野古道からのアクセスも良く、年間800万人の来場が見込まれています。新たな観光スポットとしてだけでなく、「若い世代の大都市への流出」を止めるべく、産学官が連携した新しい地方創生のかたちとしても全国から注目を浴びています。「行ってみたい」と期待を寄せる読者も多く、コロナ禍のオープンという逆境を跳ね返しそうなパワーを感じます。