運休中の一部「カムイ」「エアポート」11月運転再開 宣言解除で利用が回復 JR北海道

JR北海道は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により運休していた一部の列車の運転を再開します。

快速「エアポート」で運行しているJR北海道733系電車(中村 昌寛/写真AC)
快速「エアポート」で運行しているJR北海道733系電車(中村 昌寛/写真AC)

対象列車は土休日に運休していた一部の特急「カムイ」(札幌駅〜旭川駅間)および快速「エアポート」(新千歳空港駅〜札幌駅・手稲駅間)です。利用状況の減少に伴い、土休日のみ運転の特急「カムイ」上下計4本(9・28・29・42号)については2021年7月3日以降は運休が続いていました。また、快速「エアポート」のうち上下計20本の列車は6月5日以降、土休日の運転が取り止められていました。

JR北海道によると、緊急事態宣言解除後の利用状況が回復傾向にあるとのことです。これを踏まえて11月3日(水・祝)以降、上記の4本の特急「カムイ」は土休日に運転、20本の快速「エアポート」は土休日を含む毎日運転されます(対象列車の運転時刻は下表を参照)。

【時刻表で解説】JR北海道 運休していた列車の運転を2021年11月3日から再開

発売が見合わされていた11月3日(水・祝)乗車分以降の指定席は、10月20日(水)5:00から発売が開始します。なお、11月20日(土)以降の指定席については通常通り、乗車日の1か月前10:00からの発売開始となります。