伊勢神宮・橿原神宮へ 近鉄から新春きっぷ3種類 阪神共通の神戸〜奈良間1日乗り放題も

近畿日本鉄道(近鉄)は、2022年新春のお出かけに便利でおトクなきっぷ3種類を発売します。

伊勢神宮 正宮 皇大神宮(内宮)(Katsumi/TOKYO STUDIO)
伊勢神宮 正宮 皇大神宮(内宮)(Katsumi/TOKYO STUDIO)

発売されるのは伊勢神宮への往復タイプの「伊勢神宮往復きっぷ」、奈良県以西が乗り放題となる「近鉄新春おでかけきっぷ」、そして阪神電気鉄道と共同発売する「阪神・近鉄新春1dayチケット」の3商品です。いずれも発売枚数限定で、なくなり次第発売終了となります。

「伊勢市駅手荷物預かり所」のレンタサイクル 伊勢神宮外宮からも徒歩5分とアクセス◎(提供: じゃらん)

「伊勢神宮往復きっぷ」は、伊勢神宮最寄駅までの近鉄電車往復乗車券に、伊勢神宮で参拝記念品(干支置物)と交換できる引換券がセットになっています。伊勢市駅〜五十鈴川駅間はフリー区間で乗り降り自由です。利用期間は2021年12月30日(木)〜2022年1月31日(月)で、利用開始日から連続3日間有効です。ただし、1月30日(日)・31日(月)利用開始となる場合、利用は1月31日(月)までとなります。

大人用のみの発売で、主な駅からのおねだんは、大阪難波駅・京都駅から3,000円、近鉄奈良駅から2,800円、大和八木駅・近鉄名古屋駅から2,400円などどなっています(利用区間の路線図と主な駅からのおねだんは下図を参照)。発売期間は2021年12月1日(水)〜31日(金)の年内限定で、特急券発売駅の窓口、近畿日本ツーリスト・JTBグループの主要支店営業所で発売されます(発売枚数30,000枚)。一部の出発駅のきっぷは12月1日(水)10:00〜12月23日(木)12:00の期間に限り、インターネット通信販売からも購入できます。

「近鉄新春おでかけきっぷ」(大人用のみ1,300円)は、大阪府・京都府・奈良県内(大阪線三本松駅以西)の近鉄電車が1日乗り放題のきっぷです(利用区間の路線図は下図を参照)。また、橿原神宮の参拝時に受けられる「えと置物」との引換券もセットになっています。利用期間は2021年12月31日(金)〜2022年1月31日(月)のうち1日間ですが、12月31日(金)に利用する場合は翌1月1日(土・祝)にも利用可能です。発売期間は2021年12月1日(水)〜31日(金)で(発売枚数15,000枚)、フリー区間内の特急券発売窓口および定期券・特急券自動券売機で発売されます。なお、券売機での発売は12月24日(金)をもって終了する予定です。

「阪神・近鉄新春1dayチケット」(大人用のみ1,600円)は、阪神全線(神戸高速線を含む)と近鉄奈良線(大阪駅〜近鉄奈良駅間)、生駒ケーブル(鳥居前駅〜宝山寺駅間)が1日乗り放題となります(利用区間の路線図は下図を参照)。利用期間は2022年1月1日(土・祝)〜11月(火)のうち1日間となっていますが、大晦日終夜運転の実施有無により利用開始時刻が異なり、詳細は決まり次第告知するとのことです。発売期間は2021年12月1日(水)〜2022年1月11日(火)で(発売枚数3,000枚)、近鉄では奈良線主要駅の特急券発売窓口、阪神電鉄では主要駅の駅長室、一部を除く駅改札口および阪神電車サービスセンター(神戸三宮)で発売されます。

【路線図で解説】近鉄 2022年新春のお出かけに便利なきっぷ

いずれのきっぷも特急料金は含まれていないため、近鉄特急を利用する際には別途、特急券の購入が必要です。なお、例年発売されている初詣きっぷ4種類(「伊勢神宮初詣割引きっぷ」「阪神版 伊勢神宮初詣割引きっぷ」「橿原神宮初詣割引きっぷ」「新春お出かけ 京阪奈1dayパス」)については、2021年度の発売が見合わされます。