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JR東日本は、福島県沖を震源とする地震の影響で一部区間が不通となっている常磐線について、2022年3月24日(木)に全線で運転を再開します。
2022年3月16日(水)に発生した最大震度6強の地震の影響により、常磐線は3月23日(水)も原ノ町駅〜新地駅間で終日運転見合わせとなっています。3月24日(木)からは全線で運転を再開しますが、一部の区間では列車の速度を落として走行する必要があります。このため、原ノ町駅〜仙台駅間は当分の間、列車本数が通常の7割程度の臨時ダイヤでの運転となり、所要時間は通常より30分程度増加します。
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また、いわき駅〜原ノ町駅でも一部列車の運転時刻が変更となるほか、東北本線では一部列車(仙台駅6:50発・上り岩沼駅行、岩沼駅7:20発・下り仙台駅行)が通常ダイヤに戻るまでの間運休となります。JR東日本によると、一部区間の徐行運転は今後、3週間程度続く可能性があるとのことです。
同じく地震の影響を受けた東北新幹線では、2022年3月24日(木)以降も郡山駅〜一ノ関駅間で運転見合わせが継続します。新幹線の代替ルートとなる常磐線ではいわき駅・原ノ町駅〜仙台駅間に臨時快速列車が運転され、品川駅から仙台駅まで乗り換えなしで利用することができます。
具体的には、仙台駅発着の「ひたち」上下各3本は原ノ町駅〜仙台駅間が運休となり、同区間は臨時快速としての運転となります。また、いわき駅発着の特急「ひたち」上下各1本については、いわき駅〜仙台駅間で臨時快速として延長運転されます。(運転時刻は下表を参照)。E657系10両編成で運転される臨時快速は全車自由席で、乗車券のみで普通車に乗車することができます。
東北新幹線の一部区間運転見合わせに伴い、在来線の東北本線では郡山駅〜仙台駅間および仙台駅〜一ノ関駅間に臨時快速列車が設定され、新幹線運転区間との乗り継ぎにより福島・仙台方面へ向かうことができます。また、上越新幹線と新潟駅で接続するの特急「いなほ」の一部列車が酒田駅〜秋田駅間で臨時快速列車として延長運転を行うことにより、秋田方面への輸送力が増強されています(運転時刻は上表を参照)。