北海道周遊「HOKKAIDO LOVE! ひとめぐり号」 花咲線コース追加 JAL客室乗務員が同行

JR北海道は日本航空(JAL)と連携し、一つの列車で北海道を“ひとめぐり”する貸切周遊列車「HOKKAIDO LOVE! ひとめぐり号」を運行します。

JR北海道キハ261系5000番代 多目的特急車両「はまなす」編成(中村 昌寛/写真AC)
JR北海道キハ261系5000番代 多目的特急車両「はまなす」編成(中村 昌寛/写真AC)

“空と陸の連携”再び

JR北海道の多目的特急車両「はまなす」編成を使用した「ひとめぐり号」は、3泊4日で北海道内を周遊する貸切列車として2021年10月に4回運行されました。地域活性化の企画・立案を行うJALの客室乗務員「JALふるさとアンバサダー」が初めて企画段階から携わり、オリジナルの車内アナウンスやクイズ大会など、移動中に楽しめるさまざまなイベントを考案しました。ツアー当日は、地域活性化をきめ細かくサポートする「JALふるさと応援隊」も同行し、全国から集まった参加者に北海道の魅力を伝えました。

2年目の運行となる2022年は、「はまなす」編成に加えて同じく多目的特急車両の「ラベンダー」編成も起用されます。昨年実施の道東周回コース以外に、釧路駅〜根室駅間の「花咲線」を通るコース、稚内駅から函館駅まで北海道を縦断するコースが追加されます(各コースの運行路線図は下図を参照)。今回も「JALふるさとアンバサダー」「JALふるさと応援隊」がツアーに同行し、ルート上の地域の方々の協力も得ながら秋の北海道の旅を盛り上げていきたいとのことです。

【路線図で解説】JAL・JR北海道 周遊列車「HOKKAIDO LOVE! ひとめぐり号」運転

「ひとめぐり号」は4コース設定され、ジャルパック(本社:東京都品川区)、JTBメディアリテーリング(本社:東京都文京区)、クラブツーリズム(本社:東京都新宿区)の3社がそれぞれ旅行商品として発売します。ツアーの行程や旅行代金については各社の公式サイトや会員誌等で順次案内されます。