JR東日本千葉支社は、観光周遊の利便性を高めるために銚子電気鉄道など地域事業者と連携し、初めての取り組みとなる地域・観光型MaaS「EeeE銚子(イィちょうし)」を2023年8月3日(木)から展開します。
スマホで銚子の旅を「いい調子」に
千葉県の最東端に位置し、太平洋に突き出た半島地形の銚子市は、江戸情緒が残る町並み、港町ならではの豊富な海の幸が楽しめる観光スポットです。今年で市制施行90年を迎えた銚子市と、開業100周年を迎えた銚子電気鉄道など、JR東日本が自治体や沿線企業、観光施設などと連携し、スマートフォンで銚子の旅を便利にするサービスを始めます。
2023年8月3日(木)に開始する「EeeE銚子」は、JR東日本が展開しているMaaSプラットフォーム「Tabi-CONNECT(たびこねくと)」を活用し、スマートフォン専用Webサイトとして提供されます。現地の交通や観光施設、飲食・物販店などで使える電子チケットのほか、旅のモデルコース紹介、プランニング作成、経路検索など、銚子エリアを便利にする機能を集約しています。
サービス名称は、「来ていただいた皆さまが銚子エリアを満喫し、気分を上げて『いい調子』になってほしいという想いをこめて」命名したそうです。
(「EeeE銚子」の交通・観光電子チケット、スタンプラリー、銚子エリアの路線図など詳細は下の図表を参照)
正体はスマホ版「銚子電鉄1日乗車券」
交通電子チケットには、EeeE銚子オリジナル商品となる銚子電鉄1日乗車券「Beica」(大人600円・小児300円)がラインナップされます。また、銚子電鉄に加えて千葉交通と京成タクシー成田(ともに本社:千葉県成田市)が運行する銚子市内路線バスの全線が乗り放題となる「銚子1日旅人パス」(大人1,000円・小児500円)も購入できます。3社とも電子チケットの導入は今回が初めてです。
Beicaの購入画面を開くと、「ぬれ煎餅」デザインの交通系ICカードを模した画像が表示されますが、実際はスマートフォン画面を提示して乗車する電子チケットです。柔軟で斬新な企画力を強みとする銚子電鉄らしく、「Suica」など交通系ICカードに対応していない現状を逆手に取り、主力商品である「米菓」にかけたネーミングの“ICカード風電子チケット”を生み出したわけです。
サービス開始日の8月3日(木)は、銚子電鉄がイベントを開催予定とのことで、続報に期待です。
EeeE銚子ではそのほか、「地球の丸く見える丘展望館」「銚子ポートタワー展望室」の入館・入場券が観光電子チケットとして発売されます。また、銚子市内20箇所以上の飲食・物販店、体験施設などで支払い時に利用できる「エキトマチケット」も購入できます。各種チケットはクレジットカードや「モバイルSuica」で決済できるほか、エキトマチケットの購入には「JRE POINT」も使えます。
EeeE銚子のスタートを記念し、銚子エリアを巡りながら楽しめる『めぐリマ~ス♪ あがりマ~ス♪ 「EeeE 銚子」』スタンプラリーが開催されます。市内5箇所に設置された重ね捺しスタンプを専用台紙に押してJR銚子駅の改札窓口へ提示すると、オリジナルグッズを手に入れることができます。
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