「ビール特急」乗って生ビール飲みながら川越夏まつりへ 本川越駅に停車中のラビューは「ホーム酒場」に

西武鉄道は、2025年7月26日(土)に開催される「川越百万灯夏まつり」に合わせ、定期列車を利用した「ビール特急レッドアロー号〜真夏のビール旅〜」を7月25日(金)〜27日(日)の3日間運行します。

球場売り子経験スタッフが注ぐ生ビール

小江戸川越の夏の風物詩である川越百万灯夏まつりは、江戸時代に川越城主を務めた松平斉典(なりつね)の病没をしのぶ灯籠をルーツとする市民参加型の夏祭りで、今年で第44回を迎えます。西武は来訪者に鉄道利用を促すためのイベントを実施することで、本川越駅周辺の中心市街地で課題となっている交通渋滞の低減を目指します。

西武新宿駅から本川越駅へ向かう新宿線特急「レッドアロー小江戸号」の定期列車のうち、1編成の4号車にバーカウンターが特設されます。ベルーナドームで売り子経験のあるスタッフらが乗車して注ぎたての生ビール2杯とおつまみ盛り合わせを提供し、到着までの車内で楽しんでもらう企画です。

本川越駅ホーム上で阿波踊りも

ビール特急となる対象列車は3日間合わせて9本で、7月25日(金)は週末の夜を楽しめる帰宅ラッシュ時間帯、7月26日(土)・27日(日)は川越散策に便利な昼間時間帯に設定されます。参加には乗車券のほか、ローソンチケットで号車・座席が指定されたチケットを事前に購入する必要があります。参加料金はお一人3,278円(税込)で、高田馬場駅など途中停車駅からの乗車も可能です。

また、7月26日(土)・27日(日)は本川越駅改札内に屋台風の飲食販売ブースが設置され、1番ホームに停車する特急「ラビュー」車内で飲食や休憩を楽しめる「Laviewホーム酒場」が開催されます。両日のビール特急に参加した方には、本川越駅到着から90分程度、ラビュー車内で優先的に着席できる特典も付いています。ホーム上では有料の運転シミュレータ体験も行われるほか、27日(日)限定で高円寺阿波おどりの演舞、バルーンアートのパフォーマンスも実施予定です。

この記事に関連する路線図をプレビュー


鉄道おでかけニュース 最新記事