「鉄道チップス」誕生! 全60種JR車両カード付き 全国駅ナカ店で一斉発売 売り切れ御免

JRグループで駅ナカ小売業を展開している全国6社は、カルビー(本社:東京都千代田区)が製造するカード付き菓子「鉄道チップス」を2023年10月17日(火)から数量限定で全国一斉に発売します。

カルビーが製造し、JRグループの駅ナカ小売業6社が数量限定で販売するカード付き菓子「鉄道チップス」(画像提供:JR東海リテイリング・プラス)
カルビーが製造し、JRグループの駅ナカ小売業6社が数量限定で販売するカード付き菓子「鉄道チップス」(画像提供:JR東海リテイリング・プラス)

あの「プロ野球チップス」の派生商品

カード付きポテトチップスの代名詞といえば、カルビーが半世紀にわたり毎年発売しているロングセラー商品「プロ野球チップス」です。それをベースに開発された鉄道チップスは、幅広く好まれる「うすしお味」のポテトチップスに、鉄道車両をテーマにしたカード1枚がセットになっています。

JR東日本クロスステーション(本社:東京都渋谷区)、JR東海リテイリング・プラス(本社:名古屋市)など全国の駅ナカ6社による共同企画です。鉄道開業150年の記念イヤーとなった2022年、6社は鉄道グッズの販売などを通して全国規模の協力体制を取りました。今年も引き続き鉄道の魅力を身近に感じてもらおうと、カルビーの協力を得て異色のコラボ商品が実現したわけです。

本体の内容量は22gで、おねだんは1個176円(税込)です。「NewDays」「キヨスク」「おみやげ街道」など、全国6社が運営するJR駅ナカ店舗で発売されます。ECサイト「JR東海MARKET」内の「Click! Kiosk」コーナーでは10月17日(火)10時以降、24袋入りのケース単位で購入することができます。また、JR東日本グループの「JRE MALL」でも取り扱われる予定です。

(「鉄道チップス」を取り扱う全国駅ナカ店舗とECサイト、付属カードの鉄道車両リストなど詳細は下の図表を参照)

【図表で解説】「鉄道チップス」を取り扱う全国駅ナカ店舗とECサイト、付属カードの鉄道車両リスト

引退間近の車両や珍しい事業用車も

交通新聞社(本社:東京都千代田区)の監修のもと製作されたカードは全60種類で、表面に写真、裏面に車両データと解説が記されています。内訳はJR旅客6社(北海道・東日本・東海・西日本・四国・九州)の所有車両それぞれ9種と、JR貨物の機関車6種です。新幹線や特急車両、通勤・ローカル車両まで幅広くラインナップされており、どの車両が出るかは買ってからのお楽しみです。

さらに詳しく見ると、JR北海道「キハ183系」やJR東日本「185系」、JR東海「キハ85系」など、すでに引退した車両や定期運用から外れた車両が当たる可能性もあります。また、JR東海のレール運搬車両「キヤ97系」、JR西日本の総合検測車「DEC741形」など、一般に乗ることができない事業用車両がリストに入っている点も面白いところです。

カルビーは12月下旬頃までの販売を想定していますが、店舗によっては売り切れで早期に販売終了となる可能性もあります。コレクションを楽しみたい方は早めのご購入を。

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