JR東日本・JR北海道・JR西日本は、すべての新幹線グランクラスの飲料・軽食サービスを当分の間中止します。
グランクラスに乗務していたアテンダントの新型コロナウイルス感染が確認されたことが理由と説明されています。2021年7月16日(金)以降に運転する東北・北海道、上越、北陸新幹線のすべての「グランクラス(飲料・軽食あり)」の営業が中止となり、発売が見合わされます。サービスを再開する際は改めて告知するとしています。
7月16日(金)以降運転分で発売済みの「グランクラス(飲料・軽食あり)」のきっぷをお持ちの方は、営業中止に伴い、事前にグリーン車等へのきっぷの変更を行うよう案内が行われています。その場合、グリーン車等との差額は無手数料で払い戻されます。
なお、東北・北海道、上越、北陸新幹線の「グランクラス(飲料・軽食なし)」については引き続き利用でき、発売も継続されます。
JR3社によると、新型コロナウイルス感染が確認されたアテンダントと乗客との濃厚接触はないとのことです。また、車両や事業所内など、関係箇所については消毒を実施したとしています。
専任アテンダントによるグランクラスの飲料・軽食サービスについては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月29日から約2か月間営業が中止され、東北・北海道、上越新幹線では7月1日(木)、北陸新幹線では7月12日(月)にサービスを再開したばかりでした。