大阪メトロ3駅に「ベビー用紙おむつ自販機」 ダイドーとコラボで子育て世代を応援

Osaka Metro(大阪メトロ)の3駅に、関西の鉄道施設では初めてとなる「ベビー用紙おむつ自動販売機」が設置されます。

「キッズプラザ大阪」や扇町公園の最寄駅で子ども連れの方の利用も多いOsaka Metro扇町駅(写真:TOKYO STUDIO/Katsumi)
「キッズプラザ大阪」や扇町公園の最寄駅で子ども連れの方の利用も多いOsaka Metro扇町駅(写真:TOKYO STUDIO/Katsumi)

導入されるのは、ベビー用紙おむつの小パックが購入できる、ダイドードリンコの飲料とコラボレーションした自販機です。大阪メトロ堺筋線の扇町駅(北改札付近)、千日前線の西長堀駅(南改札付近)、そして四つ橋線の住之江公園駅(南南改札付近)の3駅に設置され、2021年3月1日(月)から利用できます(路線図は下図を参照)。

自販機で購入できるのは、大王製紙のベビー用紙おむつ「GOO.N(グ~ン)2枚入り」(パンツタイプM・Lサイズ各240円)と、「GOO.N肌にやさしいおしりふき70枚入り」(240円)です。

【路線図で解説】Osaka Metro ベビー用紙おむつ自販機を設置

この自販機は、飲料メーカーで自販機運営のノウハウを持つ「ダイドードリンコ」、ベビー用紙おむつやおしりふきの製造を行う「大王製紙」、紙おむつの自販機専用包装を手がける「セコム医療システム」の3社協働で開発されたものです。国土交通省が子育て応援施設の整備を加速していくと発表したことを受け、その指針に示されている「おむつのばら売り」を推進し、子育て世代を応援する取り組みとして開始されました。これまでに「道の駅」や大型商業施設などに設置されています。

この取り組みに賛同し設置を決めた大阪メトロは、すべての駅でおむつ交換シートを備え付けた多機能トイレを整備しています。今後も子ども連れの方が安心して外出できる環境づくりを目指し、子育て世代を応援するとしています。