【運行情報】札幌市電が一部区間で当分の間運休 信号不具合で発火し復旧の目処立たず

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札幌市電は2021年5月1日(土)に発生した信号設備の不具合により当分の間、一部区間で運転を見合わせます。

5月4日(火・祝)8:30に全線で運転再開しました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。(2021年5月4日10:05追記)

札幌市電240形電車(左)と1100形電車(まこりげ/写真AC)
札幌市電240形電車(左)と1100形電車(まこりげ/写真AC)

5月1日(土)17時15分、すすきの停留所の信号設備に不具合が発生したため、東本願寺前停留所〜すすきの停留所〜西4丁目停留所間が運休となりました。5月2日(日)始発からすすきの停留所の使用が可能となったため、運休区間はすすきの停留所〜狸小路停留所〜西4丁目停留所間に縮小されました。

5月3日(月)以降についても、信号設備の復旧の目処がつかないため、札幌市電は当分の間、西4丁目停留所〜中央図書館停留所〜すすきの停留所間での折り返し運転となります(路線図は下図を参照)。

【路線図で解説】札幌市電 一部区間で当分の間運休

札幌市交通事業振興公社によると、すすきの停留所の軌道信号が表示されなくなったため、係員が現場に急行し、信号設備の制御盤を点検している最中に発火しました。消火器により直ちに消火されましたが、周囲を点検したところ、架線を吊っている金具が折損し、架線が架線柱に接触していることがわかりました。さらに、架線柱や付近の信号灯器にショートした形跡も確認されたとしています。現在、早期の復旧を目指し、より詳細な原因や損傷状況を調査しているとのことです。