【週間TOP5】「SRTレッドライン」タイに新風 「新幹線回数券」消滅で大打撃のお店は

2位: JR西日本10月ダイヤ見直し 山陰エリアで20本減便 昼間・夜間中心 最終列車繰り上げも

3位に続いてJR西日本ダイヤ見直しの情報です。鳥取・島根の山陰エリアでは昼間・夜間時間帯を中心に20本の列車が削減されます。区間によっては23時台にも走っていた各方面の最終列車は軒並み繰り上げられ、おおむね21時〜22時台で運転終了となります。2021年3月13日のダイヤ改正時にもこのエリアでは夜間を中心に減便が行われたのが記憶に新しく、追加の見直しが入るあたり、足もとの利用状況の厳しさが伺えます。

JR西日本は、全般の利用状況は今後もコロナ前の水準には戻らないと考えているそうで、何とも寂しい話ではないですか。いい意味で期待を裏切るV字回復が起きないかとひそかに期待しています。

JR西日本10月ダイヤ見直し 山陰エリアで20本減便 昼間・夜間中心 最終列車繰り上げも

1位: JR東海・JR西日本 「新幹線回数券」大半を廃止 東海道新幹線は自由席用のみ一部存続

東海道・山陽新幹線の6枚つづり「新幹線回数券」が段階的に縮小します。2021年10月31日(日)をもって、山陽新幹線内相互のすべての区間で発売が終了します。続いて、2022年3月31日(木)発売分をもって東海道新幹線内の多くの区間と、東海道・山陽にまたがる区間の回数券も終了となります。指定席利用の回数券は全廃され、2022年4月以降は東海道新幹線内の一部の区間のみ、自由席利用の回数券が残されるかたちとなります。

また、IC定期券で新幹線乗車できるサービスが普及したことから、在来線定期券と併用して利用するタイプの「新幹線自由席回数特急券」についても、一部区間を除いて発売終了となります。

JR東海・JR西日本 「新幹線回数券」大半を廃止 東海道新幹線は自由席用のみ一部存続

「新幹線回数券」と言えば、金券ショップで「格安チケット」としてバラ売りされ、少しでも節約したい利用者に支持される構図が何年も続いてきました。鉄道会社はネット予約などを充実させつつ回数券を廃止することで、社会的な「二重価格」状態を解消し、直接取引で正当な対価をもらう方向に動き出します。金券ショップにとって大打撃となると思われますが、コロナ禍で鉄道会社にも余裕はないのが現状です。