【週間TOP5】まもなく四国観光キャンペーン 北海道を彩る「ラベンダー」「はまなす」

2位: 臨時列車「ホリデー快速鎌倉」 初めて吉川美南発に 越谷レイクタウンも停車 JR東日本

武蔵野線エリアから鎌倉まで乗り換えなしで結ぶ、秋の行楽に便利な臨時列車が土日祝日を中心に運転します。往復利用すると鎌倉での滞在時間は7時間以上取れるので、少し足を伸ばして湘南・三浦半島方面を楽しむという手もあります。特急用車両のE257系が使用されますが、快速列車なので530円の指定券で座席が確約されるお値打ち度の高い列車と言えます。

途中の府中本町駅〜鶴見駅間で経由する貨物線は、普段は旅客列車が通らないルートでありマニア心もくすぐります。2021年10月からは運転区間が延長され、始発・終着駅が南越谷駅から吉川美南駅に変更されるというニュースには意外な驚きがありました。

臨時列車「ホリデー快速鎌倉」 初めて吉川美南発に 越谷レイクタウンも停車 JR東日本

1位: 10月は「ラベンダー」 11月は「はまなす」編成 宗谷線特急に多目的車両投入 JR北海道

「北斗」「とかち」などでおなじみ、JR北海道の標準的な特急用気動車キハ261系をベースに製造されたのが、「多目的特急車両」と位置づけられる「ラベンダー」編成と「はまなす」編成です。それぞれのテーマカラーが車両先頭部と側面扉にあしらわれており、北海道の大地に映える鮮やかな外観が存在感を主張しています。

5両編成のうち1両は内装に趣向を凝らしたラウンジ車両で、グループ旅行に適したボックス席や、お一人様でも快適なカウンター席が用意されています。全車両で使える無料Wi-Fi、全席コンセント、大きな荷物にも対応した荷物置き場など、これからの特急車両に求められる設備も網羅しています。

10月は「ラベンダー」 11月は「はまなす」編成 宗谷線特急に多目的車両投入 JR北海道

当面は宗谷本線の「宗谷」「サロベツ」として運行します。純然たる観光車両ではなく定期運用をこなせる仕様となっているのは、JR北海道の財政事情を鑑み、車両運用の効率化のために考えられた苦肉の策です。マイカーや高速バスとの競争にさらされている北海道では特に、「鉄道利用もアリかな」と思わせる車両が定期的に走っていることはとても重要です。この施策、化けるのではとひそかに期待しています。