京浜急行電鉄(京急電鉄)は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け久里浜線で平日ダイヤの昼間時間帯に運転本数を削減します。
感染拡大の長期化に伴う昨今の利用状況と、乗務員の感染防止対策を考慮して実施されます。2021年10月18日(月)から、久里浜線の京急久里浜駅〜三崎口駅間で平日の11時〜15時のダイヤが変更されます。この時間帯の上下各10本、計20本の列車が運休し、1時間あたりの運転本数は現行ダイヤの6本(10分間隔)から3〜4本(おおむね20分間隔)へと削減されます(時刻表は下表を参照)。土休日ダイヤの変更はありません。
なお、上記の区間以外は現行ダイヤ通りの運転本数となりますが、一部に発車時刻の変更が発生します。
京急電鉄によると、平日昼間(11時〜15時)に京急久里浜駅を発車する下り列車(三崎口駅方面)の乗車効率は、コロナ禍前の2019年が10〜20%であったのに対し、2021年は10〜15%にとどまっています。