「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で先週、最も読まれた記事をおさらい。2021年10月17日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。
先週は鉄道会社が発売する乗り放題きっぷのニュースが話題となりましたが、今週は国内線全路線が対象の飛行機1か月乗り放題プランに関する情報が入ってきました。ほかにも都心から気軽に行ける観光情報や、少し足を延ばして行きたい山間地域の鉄道情報までバラエティに富んでいます。筆者個人は、2位で紹介する乗り放題に「飲み放題」がプラスされたきっぷの話題が感慨深いです。お酒、飲んじゃっていいんです。
5位: 秋の秘境へGo! 観光列車「飯田線秘境駅号」 11月に4日間運転 市田駅にも初登場 JR東海
周辺に人家や人の気配がまったく感じられない「秘境駅」の宝庫として知られる飯田線に、この秋も臨時急行列車が走ります。使用車両は特急「伊那路」と同じ373系ですが停車駅が独特で、小和田駅・中井侍駅・田本駅・金野駅など秘境駅マニアにはたまらない駅に次々と停車します。各秘境駅ではホームに降り立ってその佇まいを感じ、記念撮影をするのに十分な停車時間が設けられています。
「飯田線秘境駅号」は2021年11月20日(土)〜23日(火・祝)の計4日間、各日1往復運転されます。11月23日(火・祝)の上り列車は、同日開催される「さわやかウォーキング」と連動し、秘境駅号では初めて市田駅始発で運転します。
秋の秘境へGo! 観光列車「飯田線秘境駅号」 11月に4日間運転 市田駅にも初登場 JR東海
4位: 国内全33路線1か月乗り放題「Peachホーダイパス」 ピーチが150枚限定発売 19,800円〜
Peach Aviation(ピーチ・アビエーション)が国内線全33路線を対象に、11月の1か月間は何度でも乗り放題となる定額サービスを発売します。名称は「Peachホーダイパス」で、毎回の搭乗時の座席指定や受託手荷物(1個まで)が無料となる「スタンダード」と、オプションなしの「ライト」の2種類の運賃タイプがあります。おねだんは19,800円〜39,800円で、10月19日(火)12:00の受付開始から先着合計150枚までの限定販売となります。
日本一周旅行をガッツリ楽しむ、気になる行ったことのない土地に訪れる、ワーケーションしながら自分に合った土地を探すなど、さまざまな使いみちを想像するだけでも楽しめます。
国内全33路線1か月乗り放題「Peachホーダイパス」 ピーチが150枚限定発売 19,800円〜
3位: 芸備線で利用促進の取り組み 土休日に臨時列車 広島発「庄原ライナー」など JR西日本
JR西日本は、芸備線の新見駅〜備後落合駅間および備後落合駅〜三次駅間を中心に、土休日に臨時列車を運転します。JRからの申し入れにより沿線の2県2市(岡山県・広島県・岡山県新見市・広島県庄原市)とで今後、地域公共交通計画の策定・見直しを行うことになり、初回の会議で話し合われた芸備線の利用促進策を踏まえ、10月〜12月の期間限定で増便されるものです。
広島駅発・備後庄原駅行に快速「庄原ライナー」が運転されるほか、列車の空白時間帯である昼間に新見駅〜三次駅間を備後落合駅で乗り継いで行ける臨時列車も設定されます。読者からは、備後落合駅での木次線との接続も改善されると期待の声が寄せられました。
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