【週間TOP5】英国「鉄道LCC」は日立の最新車両 臨時快速で足利のイルミネーションへ

今週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2021年12月12日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。

5位: 英国ロンドン〜スコットランドに「LCC高速列車」 車両は日立製 3,850円で4時間半の旅

イギリスの首都ロンドンとスコットランドを結ぶ新たな鉄道運行会社「ルモ(Lumo)」が2021年11月25日(木)に営業運転を開始しました。「運賃の60%を30ユーロ(約3,850円)で提供する」と銘打ち、低価格を武器に航空旅客からの転移を狙います。

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日立製作所が現地で製造した最新型車両が投入されています。Twitterでは「日本の鉄道も英国と同じ制度になるとして、LCCみたいのは現れるのかな」「JR北海道も何かヒントになるものがあるのでは」など、大きな反響がありました。

英国ロンドン〜スコットランドに「LCC高速列車」 車両は日立製 3,850円で4時間半の旅

4位: 幻想的ライトアップ 秩父路「あしがくぼの氷柱」 特急12本 芦ケ久保駅に臨時停車 西武

西武鉄道は、埼玉県横瀬町で公開される「あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)」のシーズンに合わせ、土休日の特急電車を芦ケ久保駅に臨時停車します。2022年1月8日(土)〜2月23日(水・祝)の土休日計17日間に運転する一部の列車が対象です。

いちご狩り30分食べ放題 高台にあるいちご農園 芦ケ久保駅から徒歩約15分「まるとみ農園」(提供: じゃらん)

「あしがくぼの氷柱」は、芦ケ久保駅から徒歩10分の兵ノ沢(ひょうのさわ)地域で2022年1月8日(土)〜2月23日(水・祝)に公開されます。秩父三大氷柱の一つと言われているそうです。

幻想的ライトアップ 秩父路「あしがくぼの氷柱」 特急12本 芦ケ久保駅に臨時停車 西武

3位: 近鉄 乗車券をデジタル化 自動改札機にQRリーダー 2022年春 名古屋・伊勢志摩から開始

近畿日本鉄道(近鉄)は、2022年春から自動改札機にQRコードリーダーを設置し、QRコードを活用したデジタル乗車券の発売を開始します。名古屋を出発し、伊勢志摩方面の観光地などを周遊できるデジタル乗車券が最初の商品となるようです。

伊勢志摩サミット開催 英虞湾を望む国際的リゾート「志摩観光ホテル ザ クラシック」(提供: じゃらん)

各鉄道会社で導入が進むデジタル乗車券類は、駅係員に提示して利用する方法が主流です。近鉄の新システムは改札機にQRコードをかざして利用できるのが特徴で、利用者にとって使い勝手がよく、鉄道会社側も業務効率化が図れそうです。

近鉄 乗車券をデジタル化 自動改札機にQRリーダー 2022年春 名古屋・伊勢志摩から開始

2位: 深夜特急「ひのとり」大阪・名古屋から伊勢へ 大晦日から元日 普通列車も終夜運転 近鉄

近鉄は2021年度大晦日から元日にかけて終夜運転を行うとともに、年末から年始にかけて臨時列車を運転します。終夜運転では初めての運転となる「ひのとり」車両が大阪・名古屋と伊勢方面を結ぶ特急に使用されます。

「伊勢市駅手荷物預かり所」のレンタサイクル 伊勢神宮外宮からも徒歩5分とアクセス◎(提供: じゃらん)

一般列車もほとんどの路線で大晦日終夜運転が実施されます。関西の鉄道会社で終夜運転を行うのは近鉄のみで、他社は終電時刻の延長もしくは通常ダイヤでの運転としており、対応が分かれました。

深夜特急「ひのとり」大阪・名古屋から伊勢へ 大晦日から元日 普通列車も終夜運転 近鉄

1位: 臨時快速「足利イルミネーション」12月計3日運転 全車指定席 立川から足利へ JR東日本

JR東日本は2021年12月の計3日間、立川駅〜足利駅間に臨時快速列車「足利イルミネーション」を運転します。運転日は12月11日(土)・18日(土)・25日(土)で、東武線直通特急「日光」「きぬがわ」用車両の253系6両編成が使用されます。

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武蔵野線・宇都宮線経由で運転され、大宮駅や久喜駅などにも停車します。足利駅の一つ手前、あしかがフラワーパーク駅からイルミネーション会場の「あしかがフラワーパーク」(栃木県足利市)までは徒歩3分です。

臨時快速「足利イルミネーション」12月計3日運転 全車指定席 立川から足利へ JR東日本

ふじの花で有名な同パークですが、「光の花の庭」と題する冬のイルミネーションも定評があります。2017年に夜景観光コンベンションビューローの「日本三大イルミネーション」に認定されたということです。気になるほかの2つは「さっぽろホワイトイルミネーション」(北海道札幌市)とハウステンボス「光の王国」(長崎県佐世保市)という、いずれもビッグネームです。肩を並べる足利、なにげにスゴイ!