「SL冬の湿原号」ディーゼル機関車に急きょ変更 部品不具合 指定料金は減額 JR北海道

JR北海道は、「SL冬の湿原号」で使用する蒸気機関車に不具合が発生したため、ディーゼル機関車でのけん引に変更して運転します。

「SL冬の湿原号」をけん引するJR北海道の蒸気機関車C11型171号機(中村 昌寛/写真AC)
「SL冬の湿原号」をけん引するJR北海道の蒸気機関車C11型171号機(中村 昌寛/写真AC)

JR北海道によると、蒸気機関車(SL)C11型171号機の試験運転を行うため2022年1月15日(土)に釧路運輸車両所から釧路駅に向けて出発した際、不規則な排気音が発生しました。直ちに運転を中止し調査を行ったところ、蒸気室のピストン内にある「ピストンリング」の破損が見つかったとのことです。蒸気を動力に変えるための重要な部品ですが、割れが発生したため蒸気が漏れ、運行できない状態であることが明らかになりました。部品は先日の全般検査時に新しく製作して交換したものとのことで、詳しい原因を調査中としています。

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当面は破損した部品を新たに製作する対応が行われますが、修繕には時間を要するとし、2022年1月中は「SL冬の湿原号」のけん引機関車がディーゼル機関車(DL)に変更となります。運転時刻や車内販売、乗車証明書配布などのサービスに変更はないとのことです(運転時刻と列車編成は下図を参照)。

【時刻表で解説】JR北海道 「SL冬の湿原号」 ディーゼル機関車けん引に変更

DLでの運転が決まっている1月22日(土)・23日(日)・28日(金)〜30日(日)の5日間については、機関車変更に伴い座席指定料金が530円(大人用、通常1,680円)に変更となります。指定席券売機および「えきねっと」での発売は見合わされており、当分の間はみどりの窓口での発売となります。DLけん引を理由に旅行を中止する場合は無手数料で払い戻されるほか、DLけん引を承知の上で旅行を開始する場合、旅行終了後に購入済み指定席券との差額の払い戻しが行われます。

なお、2022年2月以降の運転日の指定席発売はいったん中止されています(運転日カレンダーは上表を参照)。今後の運転計画や指定席の発売日などは、決まり次第告知するとのことです。

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