JR東日本とJR北海道は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、東北・山形・秋田・北海道新幹線で一部列車の臨時列車化などを実施します。
現在は定期列車として運転しており、改正後は臨時列車に変更されるのは、東北新幹線「はやぶさ」13本、「やまびこ」16本、「なすの」1本および秋田新幹線「こまち」2本の計32本です(運転時刻は下表を参照)。これらの列車は利用状況に合わせて運転日が設定されます。なお、週末や繁忙期など多くの利用が見込まれる日には、これ以外に追加の臨時列車が運転されます。そのほか、利用が少ない列車の見直しとして、上り「なすの284号」(郡山駅21:45発・東京駅行)については運転が取り止められます。
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詳しく見ると、現行ダイヤで新函館北斗駅行として運転している下り「はやぶさ29・33号」は改正後、新青森駅行に変更され臨時列車として運転します。これに合わせ、北海道新幹線に直通する列車は「はやぶさ27・31号」に変更となり、接続する在来線の函館駅行「はこだてライナー」にも時刻変更が発生します。
また、東京駅〜盛岡駅間運転の「はやぶさ」上下各2本の運転区間が東京駅〜仙台駅間に短縮の上、臨時列車化されることに伴い、仙台駅発着の一部「やまびこ」の運転区間が盛岡駅まで延長されます。そのほか、臨時列車となる「やまびこ」上下各8本はいずれも東京駅〜仙台駅間で運転している列車ですが、東京駅〜福島駅間で併結している「つばさ」についてはダイヤ改正後も定期列車として運転されます。
今回のダイヤ改正日から山形新幹線「つばさ」は全車指定席に変更され、途中駅などからの着席ニーズに対応します。これに併せて従来よりもわかりやすく利用しやすい特急料金に見直され、同じ料金体系の秋田新幹線も含めて2022年3月12日(土)乗車分から新料金が適用されます。