【週間TOP5】東武「スペーシア」新型に驚き 相鉄「ミステリートレイン」どこ通った?

先週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2022年5月9日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。

「相鉄線ミステリートレイン」でも使用された相鉄10000系電車(村上暁彦/photolibrary)
「相鉄線ミステリートレイン」でも使用された相鉄10000系電車(村上暁彦/photolibrary)

5位: 新京成が京成の100%子会社に 9月に株式交換 協業で効率化目指す 新京成は東証上場廃止

京成電鉄は、発行済株式の44.64%を保有している子会社の新京成電鉄について、株式交換により完全子会社化すると発表しました。

新京成の株主が保有する株式を京成が取得し、対価として京成株式を交付する「株式交換」の手法が取られます。京成グループとして一体で動くことで意思決定を迅速化し、スケールメリットを活かした効率化と競争力の強化を図ります。

4位: 展望スイートルームやカフェラウンジなど6種 東武「スペーシア」新型車両のシート発表

東武鉄道は、2023年に導入する特急「スペーシア」の新型車両N100系について、インテリアとシートバリエーションを決定しました。

前面展望が楽しめる私鉄特急で最も広い個室「コックピットスイート」、リゾートホテルのような風格の「コックピットラウンジ」など、思い切った上質化で存在感のある車両になりそうです。SNSの感想でも驚きの声が目立っていました。

3位: 水郷潮来・佐原へ直通 臨時特急「あやめ祭り」 35%OFFチケットレス特急券も JR東日本

JR東日本は、あやめが一面に咲き誇る潮来・佐原エリアへ直通する臨時特急列車「あやめ祭り」を2022年5月〜6月に運転します。

2022年5月28日(土)〜6月19日(日)の毎週土・日曜に新宿駅〜鹿島神宮駅間を1日1往復します。35%割引の「えきねっとトクだ値(チケットレス特急券)」が利用でき、利根川を挟んで開催される2つの「あやめ祭り」へおトクに出かけられます。

2位: 奈良線 線路切替工事のため京都〜城陽間で運休 21日〜22日 代行バス実施せず JR西日本

JR西日本は、奈良線複線化のための線路切換工事に伴い、2022年5月21日(土)21時頃〜22日(日)10時頃にかけて一部の区間で列車を運休します。

2022年5月21日(土)は21時頃から桃山駅〜城陽駅間で終電まで運休、22日(日)は始発から京都駅〜城陽駅間で10時頃まで運休となります。バスによる代行輸送は行われないので注意が必要です。複線化工事の完成は2023年春の予定です。

1位: 相鉄線で初の「ミステリートレイン」8日出発 普段は通らない特別行路 車両もお楽しみ

相模鉄道(相鉄)は、どの車両でどこに行くのか乗るまでわからない「相鉄線ミステリートレイン」を2022年5月8日(日)に運行しました。

ミステリートレインは3便設定され、LINE公式アカウントによる事前抽選で当選した各便170組の方々が乗車を楽しみました。いずれもかしわ台駅から出発し、普段は乗車することができない特別な行路を通って同駅に帰着したもようです。

3便とも10000系車両が使われ、旅客列車が通ることのない「厚木線」に入線したり、かしわ台車両センターの洗車機に突入したり、車内消灯してトンネル内を真っ暗走行したりで車内は大盛り上がりだったようです。1〜3便がそれぞれ異なる行路の運行であったことが意外だったわけですが、SNSでのネタバレ後にもサプライズを届けたいという相鉄スタッフの心意気を感じました。詳しくは参加された方の乗車記に譲ります。

かく言う筆者ですが、もっぱらデスクで当日の情報収集にいそしんでいます。参加者募集の開始時間にボーッとしていて、30分ほど過ぎたタイミングで確認したところ、まさかの全便とも満員御礼。甘く見てました、相鉄さんの集客力。