JR東日本と京浜急行電鉄(京急電鉄)は、共通の沿線地域である神奈川県の観光を盛り上げるためにコラボレーションします。
新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ観光需要の回復と、沿線の豊かな観光資源の掘り起こしを目的に、競合する2つの鉄道会社による垣根を超えた連携が実現しました。2社連携ロゴ「JR&KEIKYU ふらっと列車旅(とれいん)」を作成し、2021年3月から共同プロモーションを展開します(両社の路線イメージ図は下図を参照)。
第一弾のテーマは、横須賀エリアを舞台にした「JOYFUL TRIP IN YOKOSUKA」です。両社沿線の横須賀市は、ペリー来航以降、開国のまちとして多くの文化とともに発展してきました。3月1日(月)〜3月31日(水)の期間、市と連携しながら地域グルメ「ヨコスカネイビーバーガー」をメインに宣伝が展開されます。
3月1日(月)から、横須賀市観光情報サイト「ここはヨコスカ」内の特設ページにおいて、オリジナルデザインの「スマホ用壁紙」がダウンロードできるようになります。仲良く並ぶJR東日本と京急線の車両が、ヨコスカネイビーバーガーのバンズに挟まれたイメージがデザイン化されています。
また、ヨコスカネイビーバーガーを提供する市内23店舗で飲食した方先着10,000名に、オリジナルデザインのコースターが配布されます。コースターの配布は3月8日(月)から行われる予定ですが、緊急事態宣言が延長となった場合は、プレゼント開始は宣言の終了後に延期されるとのことです。
また、共同プロモーションの第二弾として、「かながわ京浜臨海エリア 学ぶ・楽しむ電車でふらっとみんなの社会科見学(仮称)」の開催も予定されています。期間は4月1日(木)〜6月30日(月)で、JR東日本・京急電鉄と京浜臨海部観光推進協議会が連携し、神奈川県京浜臨海エリアの産業観光施設を中心に、子どもから大人まで学び、楽しめるコンテンツを紹介していくとのことです。