JR東日本は、2021年8月の5日間、国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)で開催される野外コンサートにあわせて臨時列車を運転します。
日本最大の野外ロック・フェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロック・イン・ジャパン・フェスティバル) 2021」は、2021年8月7日(土)・8日(日・祝)・9日(月・休)および14日(土)・15日(日)に開催されます(雨天決行、荒天中止)。各日とも8:00開場、10:20開演で、終演時刻は19:55と予定されています。
この開催日にあわせてJR東日本は、会場最寄りの常磐線 勝田駅を発着する特急「ときわ」の臨時列車を上下計6本運転します。内訳は、行きの品川駅・上野駅発 勝田駅行が4本、帰りの勝田駅発 上野駅・品川駅行が2本です。全車指定席で、E657系車両10両編成(定員600名)が使用されます。指定席は運転日の1か月前10:00からインターネット予約「えきねっと」および駅のみどりの窓口、指定席券売機等で発売されます。
また、帰りの時間帯には勝田駅始発の上り臨時普通列車2本が増発されます(時刻表は下表を参照)。
2年ぶりに開催される2021年のロック・イン・ジャパンには、1日8組、5日間で40組のアーティストが出演します。新型コロナウイルス感染症対策を徹底するため、これまでと大きく異なる運営形態が取られます。具体的には、収容人数が例年の半分以下となるほか、例年7つで構成されていた複数ステージ制も改められ、1ステージのみでの開催となります。アルコール飲料の持ち込みは禁止され、会場内での販売も行われません。
勝田駅および周辺は例年、シャトルバスの待機列を含め混雑する傾向にあります。2021年については感染拡大防止の観点から、主催者は十分な数の専用駐車場を用意し、電車利用ではなく車やアクセスバスツアーによる分散来場を推奨しています。JR東日本では、窓口に並ぶことなくスマートフォンで指定席を購入できる特急列車チケットレスサービスの利用や、勝田駅混雑緩和のため、Suica等ICカードへの事前チャージを呼びかけています。