京急が平日の終電を10〜30分繰り上げ 緊急事態宣言に伴い20日から

京浜急行電鉄は、2021年1月7日(木)に発出された緊急事態宣言に伴う国および1都3県知事からの要請を受け、終電時刻の繰り上げを実施すると発表しました。

京急線で約10〜30分終電繰り上げ(イメージ)
京急線で約10〜30分終電繰り上げ(イメージ)

終電繰り上げは20日(水)から平日ダイヤで実施されます。対象は京急本線・逗子線・久里浜線で、終電付近の下り列車の行先変更や運転取り止めにより、終電時刻が約10〜30分繰り上げられます。また同日から、座席指定列車「イブニング・ウィング」の20号(品川駅22:17発・三崎口駅行)および22号(品川駅23:00発・京急久里浜駅行)も運休となります。空港線では深夜時間帯のエアポート急行および普通列車の各1本が運休となります。土休日ダイヤについては変更は行われません。

平日の品川駅を基準にした終電時刻の繰り上げ幅は、金沢文庫駅まで約21分、京急久里浜駅まで約30分、三浦海岸駅まで約18分、三崎口駅まで約10分などとなっています。また、羽田空港第1・第2ターミナル駅から横浜方面の終電も早くなるので注意が必要です(図表を参照)。

【路線図で解説】京急 20日から終電繰り上げ

なお、終電繰り上げに対する代行輸送は行われません。京急では、今回のは緊急事態宣言に伴う要請を受けた対応であり、2021年春ダイヤ改正における終電繰り上げの前倒しとは異なるとしています。