Osaka Metroが22時以降の列車を2割削減 新型コロナ緊急事態宣言で外出抑制策

Osaka Metro(大阪メトロ)は緊急事態宣言に伴う新型コロナウイルス感染拡大防止策として、平日22時以降の列車の運行を約2割削減することを発表しました。

御堂筋線のOsaka Metro 10系電車
御堂筋線のOsaka Metro 10系電車

大阪メトロによると、大阪府に緊急事態宣言が発令され、大阪市から列車減便の要請があったとしています。新型コロナウイルス感染拡大により医療体制がひっ迫する中、社会経済活動に支障のない範囲で夜間時間帯の外出抑制を促すことが目的と説明しています。

実施期間は2021年1月18日(月)から当分の間としています。平日ダイヤの22時以降について2割程度の減便が行われますが、終電時刻は変更されません。対象路線は御堂筋線、谷町線、四つ橋線、千日前線、長堀鶴見緑地線、今里筋線およびニュートラム南港ポートタウン線です。他社線と相互乗り入れする中央線および堺筋線については減便は行われず、通常の平日ダイヤでの運行となります。また、御堂筋線と相互直通する北大阪急行線内の列車本数・時刻に変更はありません。

御堂筋線を例に挙げると、上り(千里中央方面)が天王寺駅〜新大阪駅間で22〜23時台の列車2本、下り(なかもず方面)は、新大阪駅〜なかもず駅間で23〜0時台の列車2本がそれぞれ運休となります。他の路線についても、おおむね22時台以降の列車に運休または行先変更が発生します(図表を参照)。また、運休列車の前後の一部の列車について、間隔調整のため時刻が変更されます。

【路線図で解説】Osaka Metro 1月18日から夜間の列車削減

なお、大阪メトロ公式サイトの「時刻表検索」「経路・運賃検索」および、スマートフォン「Osaka Metro Group 案内アプリ」の検索結果には今回のダイヤ変更が反映されないので、注意してほしいと呼びかけています。