JR筑肥線・福岡市地下鉄3月13日ダイヤ改正 唐津直通列車の多くが筑前前原で分離

JR筑肥線と福岡市地下鉄は2021年3月13日(土)のダイヤ改正により、唐津方面直通列車の多くが筑前前原駅で乗り換えが必要になります。

JR九州筑肥線305系電車(左)と福岡市地下鉄1000系電車(写真AC/medetai)
JR九州筑肥線305系電車(左)と福岡市地下鉄1000系電車(写真AC/medetai)

JR九州と福岡市交通局がダイヤ改正の概要を発表しました。

筑肥線では、福岡空港駅〜唐津駅・西唐津駅間の直通列車のうち、日中時間帯を中心に多くの列車が筑前前原駅で系統分離され、乗り換えが必要になります(路線図は下図を参照)。ダイヤ改正後、筑前前原駅での乗り換えが不要な直通列車は、平日上下各4本、土休日上下各5本運転される快速列車のほか、朝・夕・夜時間帯の一部の列車のみとなります。

筑肥線ではそのほか、筑前前原駅〜西唐津駅間で平日20時以降の一部の列車が運転取り止めとなります。

【路線図で解説】JR筑肥線 3月13日ダイヤ改正 日中時間帯の運行パターン変更

福岡市地下鉄空港線では、平日で最も混み合う朝ラッシュ時の天神駅および博多駅において、3月13日(土)ダイヤ改正以降は両方向の列車の同時到着が回避され、ホームの混雑緩和が図られます。空港線はそのほか、平日早朝および夕方の運転間隔が均等化されます。また、平日の早朝および朝ラッシュ時には、中洲川端駅での空港線と箱崎線の乗り換え待ち時間が短縮されます。

福岡市地下鉄空港線・箱崎線の1日の運転本数に変更はありません。また、七隈線のダイヤ改正は実施されません。