阪急「京とれいん雅洛」「京とれいん」27日運転再開 感染拡大防止のため運休中

阪急電鉄は、運休中の観光特急「京とれいん雅洛」「京とれいん」の運転を3月27日(土)から再開します。

阪急7000系電車「京とれいん 雅洛」(音無凛世/PIXTA)

「京とれいん雅洛」「京とれいん」は、政府により緊急事態宣言が出されたことを受けて、新型コロナウイルス感染拡大防止のため2021年1月16日(土)以降の運転が取り止められていました。引き続き窓の開放による換気の強化などを行った上で、3月27日(土)からの運転が再開されます。

運転日は土休日ダイヤ実施日です。京都本線の大阪梅田駅〜京都河原町駅間に快速特急「京とれいん 雅洛」が1日上下各4本、快速特急A「京とれいん」が1日上下各3本運転され、両列車が交互に1時間間隔で発車するダイヤとなっています(時刻表と停車駅路線図は下図を参照)。予約不要の全車自由席で、普通運賃のみで乗車できます。

【時刻表と路線図で解説】阪急 「京とれいん 雅洛」「京とれいん」

「京とれいん」は、電車に乗った瞬間から京都の旅気分が感じられることをコンセプトに開発された、全車両「和モダン」内装の観光列車です。京都線で長らく特急列車として活躍していた、全席転換クロスシートの6300系車両を改造して仕立てられました。

6両編成のうち4両は、転換クロスシートのデザインがオリジナルから大きく更新され、車両ごとに「蘭の華散らし」「麻の葉」の2つのテーマでまとめられています。残りの2両はパーティション付き半個室タイプのボックスシートが並び、格子状のエントランスが「京町家」の雰囲気を演出しています。

2011年3月19日の運転開始から10周年を迎えましたが、運転休止中のため特にセレモニー等が行われませんでした。

「京とれいん 雅洛」は、「京とれいん」のコンセプトをさらに進化させた列車で、2019年3月23日にデビューしました。1両ごとにモチーフとなる季節が設定され、異なる外観と車内デザインが施されているので、何度乗っても楽しめる観光列車となっています。

座席のバリエーションも豊富で、前後間隔の広い畳敷きボックスシート、カウンターテーブル付きの窓向き座席、一人旅に最適な1人掛けクロスシート、「枯山水の庭」「京町家の坪庭」を眺められる畳敷きロングシートと、旅のシーンに合わせて選べます。神戸線の通勤車両であった7000系車両がベースとなっており、各車両3扉のうち中央扉を閉鎖するなど大胆な改造が施されています。

「京とれいん 雅洛」「京とれいん」とも、車内で無料Wi-Fiサービスが利用できるので、旅の写真をSNSでシェアする場合などにも便利です。

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