2021年お盆期間の指定席予約状況 昨年超えるペース お早めに予約を ピークは7日と15日

JRグループ旅客6社は、2021年度お盆期間12日間(2021年8月6日(金)〜17日(火))の指定席予約状況を発表しました。
(2021年7月21日)一部表記を訂正しました。

東京駅新幹線南のりかえ口(k******************m/写真AC)
東京駅新幹線南のりかえ口(k******************m/写真AC)

7月19日(月)現在として各社から発表された資料をまとめると、お盆期間中に予約可能な指定席の総数に対し、すでに予約されている座席数を表す予約率は5%〜15%となっています。最初の集計時点での予約済み座席数はコロナ禍前の2019年と比較(同じ曜日での比較、以下同じ)すると19〜35%程度ですが、コロナ禍の影響を受けた2020年とは同程度もしくはそれよりも多く予約が入っている路線も出ています。

各社とも一部の定期列車・臨時列車の運転を取り止めることにより、お盆に提供される指定席数は2020年よりもさらに少なくなっています。各社は、確実に座れる指定席をなるべく早めに予約するよう呼びかけています。JR東日本によると、指定席予約が最も多いピーク日は下りが8月7日(土)、上りが8月15日(日)となっています。

JR東海が発表した東海道新幹線の日別予約状況(東京駅基準)によると、7月19日(月)現在、各日とも上り・下り列車に十分な空席があるとのことです。7月30日(金)以降、毎週金曜日にJR東海公式サイトで最新の予約状況を公開するとしています。

【図表で解説】JR6社 2021年度お盆期間の指定席予約状況

JR九州は、お盆期間の観光列車(D&S列車)の予約状況もあわせて発表しました。7月19日(月)現在の全体の予約率は約15%です。熊本駅〜別府駅間の「あそぼーい!」(32%)、2021年度は熊本駅〜鳥栖駅間で運転している「SL人吉」(19%)など、列車によってはすでに多くの予約が入っているとのことです。