近鉄特急 利用状況が回復 10月2日から全列車運転へ 新型コロナ影響で土休日3割運休中

近畿日本鉄道(近鉄)は、運休している一部の特急列車を2021年10月2日(土)以降はすべて通常通り運転します。

近鉄特急「Ace」22600系(右)と「ビスタEX」30000系の併結編成(ふじやん./写真AC)
近鉄特急「Ace」22600系(右)と「ビスタEX」30000系の併結編成(ふじやん./写真AC)

新型コロナウイルスの影響に伴う利用状況等により9月11日(土)以降、土休日に限り全体の約30%にあたる118本の特急列車が運休となっています。近鉄によると、利用状況は回復傾向にあるとのことで、9月26日(日)をもって減便が終了し、10月2日(土)からはすべての特急列車の運転が再開します。

運転を再開する特急列車の特急券は9月23日(水)5:30から発売されます。なお、特急券の前売り発売は7月3日乗車分から当分の間、運転日の2週間前(同曜日)の10:30発売開始に変更となっています。

【図表で解説】近鉄 土休日に運休している特急列車の運転を再開

近鉄は、引き続き安全・安定輸送の確保に注力するとともに、利用ニーズの変化を見極めながら良質な輸送サービスの提供に取り組みたいと話しています。