「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で先週、最も読まれた記事をおさらい。2021年9月26日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。
今週も西から東から、お出かけごころをくすぐるおトクな旅の情報が入ってきました。新型コロナウイルス感染症のひとまずの沈静化で旅行需要が復活するかも知れないと、鉄道会社の動きが活発になってきたようです。割引率も大胆で、予定がなくてもつい遠出を計画してみたくなります。ランキング外ですが、一部運休中の近畿日本鉄道(近鉄)の特急列車が全便運転再開するという嬉しいニュースも届いています。
5位: 北陸新幹線 11月限定で50%割引 21日前まで発売 東京〜金沢7,090円 長野〜金沢4,450円
北陸新幹線では異例とも言える半額eチケット商品が登場します。JR東日本の「お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)」、JR西日本の「eチケット早特21」がともに2021年11月1日(月)〜30日(火)乗車分限定で発売されます。「えきねっと」または「e5489」限定発売で、「新幹線eチケットサービス」の利用となります。購入期限は乗車の21日前という早割商品ですが、東京駅〜金沢駅間が7,090円、長野駅〜金沢駅間4,450円というおねだんは魅力的です。
ちょうど金沢で開催されるPerfumeのコンサートツアーに遠征を予定している方々からは歓喜の声が上がっています。予定がきっちり決まっている方には朗報でしかないですね。
4位: 播但線で昼間集中工事 福崎〜寺前間で14本運休 特急「はまかぜ」も運休あり JR西日本
JR西日本は2021年10月4日(月)〜6日(水)および25日(月)〜27日(水)の6日間、播但線の福崎駅〜寺前駅間で昼間集中工事を行います。播但線と言えば、阪神・播磨エリアと但馬エリアを結ぶ特急「はまかぜ」の運行ルートです。工事実施日は下り「はまかぜ1・3号」および上り「はまかぜ4号」が大阪駅〜浜坂駅・香住駅間の全区間で運休となります。そのほか、日中の普通列車も11本運休となり、バスによる代行輸送が行われます。
昨今の労働力不足の影響もあり、線路設備のメンテナンスを深夜ではなく昼間に実施するケースが増えています。代行バスは通常の列車より時間がかかるので、お出かけの際には十分ご注意ください。
3位: 高速バス「福岡〜大分線」福岡空港乗り入れ 空港〜大分市内2時間15分で直結 西鉄など
西日本鉄道(西鉄)、大分バス、大分交通が共同運行している高速バス福岡〜大分線「スーパーノンストップ とよのくに号」が2021年11月1日(月)から福岡空港(国際線)に乗り入れを開始します。福岡空港を経由するのは1日6往復で、これまで公共交通機関の利用は乗り換えが必要がった空港〜大分市内(中央通り)間が約2時間15分で直結します。
また、同日からダブルシートサービス「プラス1シート」が福岡〜大分線の一部便に導入され、プラス500円を支払うと1名で隣り合う2席を占有することができるようになります。西鉄は、コロナワクチンの普及を受け、今後は観光やビジネス利用が少しずつ活性化していくと目論んでいます。
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