【週間TOP5】東武野田線5両編成化は残念 迷わず購入決定「JR東日本パス」 どこ行く?

先週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2022年5月16日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。

JR東日本東京駅の改札口(ど素人/写真AC)
JR東日本東京駅の改札口(ど素人/写真AC)

5位: 東海道線・常磐線 21日夜は上野〜品川間運休 浜松町駅工事でホーム幅1.5倍に JR東日本

JR東日本は、2022年5月21日(土)から行われる浜松町駅でのホーム拡幅工事の影響により、上野東京ライン(東海道線・常磐線)の一部区間で列車の運転を取り止めます。

東海道線の東京駅〜品川駅間および、常磐線の上野駅〜品川駅間は5月21日(土)22時頃以降、列車の運転が取り止めとなります。世界貿易センタービルの建て替えに伴う駅改良の一環で、京浜東北線のホーム幅が広げられ混雑緩和が図られます。

4位: 穏やか“ピンク”の新型車両 岡山に101両導入 「サンライナー」受け継ぐグラデーション

JR西日本は、岡山・備後エリアに2023年度以降の導入を予定している新型車両227系について、車両デザインを発表しました。

鮮やかな赤の227系がひと足早く広島エリアに導入されましたが、岡山版は「豊穏(ほうおん)のピンク」という優しい色合いをまといます。かつての「サンライナー」をオマージュした暖色グラデーションが差し色として採用されています。

3位: 「尾瀬夜行23:45」で早朝の尾瀬に降り立つ 今年は車両数倍増 安心の「2座席プラン」も

東武鉄道は、首都圏を深夜に出発し、早朝から尾瀬国立公園での登山やハイキングを楽しめる臨時夜行列車「尾瀬夜行23:45」を運転します。

“私鉄唯一の夜行列車”として根強い人気を誇る尾瀬夜行、2022年の運転日は6月10日(金)〜10月14日(金)の週末を中心とした計30日です。特急「リバティ」車両が使用され、利用客の増加を見越し、車両数は昨年の倍の6両編成での運転となります。

2位: 東武アーバンパークライン 新型車両は5両編成 電力削減のため既存車両も6両から5両に

東武鉄道は、東武アーバンパークライン(野田線)に5両編成の新型車両を導入するとともに、現在6両編成で運転している列車についても両数を5両に減車します。

新型コロナウイルス感染症の影響で減少した利用客数が将来的に回復しないことを前提としており、少し残念な決定です。消費電力を削減しつつ本数は維持するよう努めるとしていますが、記事を読んだ沿線利用者からは厳しい意見も出ています。

1位: 新幹線+8社路線 3日間乗り放題で22150円 10月は「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」

JR東日本は、新幹線を含む同社全線と7社の鉄道路線が3日間乗り放題となるおトクなきっぷ「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」を発売します。

日本初の鉄道が開通してから150年となることを記念し、JR東日本はいちはやく特別企画乗車券の発売を予告しています。利用期間は2022年10月の2週間限定で、JR東日本全線に加え、東日本エリアの7社の鉄道路線が3日間乗り放題となります。

おねだんは大人22,150円・小児10,150円。新幹線・特急列車も含めた普通車自由席に何度でも乗り降りができ、別に指定を受ければ普通車指定席にも4回まで乗車できます。青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、三陸鉄道、北越急行、富士山麓電気鉄道富士急行線、伊豆急行の6社は全線、えちごトキめき鉄道は直江津駅〜新井駅間がフリーエリアに含まれます。

これを活用してどこに行こうか考えつつ、「『はやぶさ』の指定席は取れるかな」「GoToトラベル始まってるのかな」と、あれこれ心配事も増えそうです。「尾瀬夜行」のニュースでも感じましたが、これからも自由に旅に出れる世の中であってほしいものです。そして、他のJR各社からも何かステキな発表があるのか、どうしても期待してしまう筆者です。