再開の車内販売 キャッシュレスで10円割引 JR東日本系 北陸新幹線グランクラスも再開

JR東日本サービスクリエーション(東京都千代田区)は、営業再開する車内販売でキャッシュレス割引キャンペーンを実施します。

JR東日本E231系近郊タイプの普通列車グリーン車(nozomi500/写真AC)
JR東日本E231系近郊タイプの普通列車グリーン車(nozomi500/写真AC)

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年1月16日から営業が中止されていたJR東日本管内の新幹線などの車内販売は、7月12日(月)からサービスが再開されることが決まりました。対象列車は、新幹線「はやぶさ」「こまち」「つばさ」「とき」「かがやき」「はくたか」(北陸新幹線のJR西日本区間を含む)、在来線特急「あずさ」「ひたち」および、東京圏の普通列車グリーン車です。なお、当分の間、車内での酒類の販売は中止となります。

この再開にあわせ、車内販売の利便性向上や、精算時のアテンダントとの接触機会を減らす目的で、キャッシュレス決済を利用した方を対象とした割引キャンペーンが実施されます。期間は2022年3月31日(木)までで、対象列車は車内販売を実施している新幹線、特急列車および普通列車グリーン車です(のってたのしい列車、「サフィール踊り子」号を除く)。Suica等の交通系電子マネーやクレジットカード決済で車内販売を利用すると、1商品ごとに10円割引された価格で購入できます。なお、普通列車グリーン車では交通系電子マネーのみの利用となります。

また、JR東日本とJR西日本は北陸新幹線のグランクラスにおいて、4月29日から営業を見合わせていた「専任アテンダントによる飲料・軽食サービス」を7月12日(月)から再開します。7月12日(月)〜8月5日(木)運転の列車の「グランクラス(飲料・軽食あり)」については7月6日(火)営業開始から、8月6日(金)運転のグランクラスは通常どおり発売されます。なお、一部の列車では引き続き、発売座席数が1列車あたり12席までに制限されます(飲料・軽食サービス内容に変更はありません)。

同じく休止していた東北・北海道新幹線グランクラスの飲料・軽食サービスは7月1日(木)から再開しており、これにより、すべてのグランクラスのサービスが再開されることになります。