JR東日本は2021年3月13日(土)にダイヤ改正を実施し、青森・岩手エリアでは運転区間・運転本数の見直しなどが行われます。
大湊線では、上下各2本の列車について青い森鉄道線への直通運転が取り止められます。ダイヤ改正以降の直通列車はいずれも八戸駅発着の上下各3本となり、青森駅直通の定期列車は運転されなくなります(時刻表は下表を参照)。
津軽線では、老朽化が進んだキハ40・48形気動車が新型車両GV-E400系気動車に取り替えられます。蟹田駅〜三厩駅間を運転する上下各5本のすべての列車がGV-E400系による運転となります(うち上下各1本は青森駅直通)。また、奥羽本線の弘前駅〜青森駅間上下各1本の普通列車についてもGV-E400系で運転されます。
八戸線では、利用状況に合わせるかたちで上り久慈駅〜階上駅間で1本、下り鮫駅〜久慈駅間で1本の列車が運転取り止めとなります。現在、朝夕時間帯の一部列車が3両編成で運転されていますが、3月13日(土)ダイヤ改正以降はすべての時間帯で2両編成に統一されます。それに伴い、朝時間帯に下り1本と上り1本、夕時間帯に上り1本の列車が増発されます。
花輪線では、日中時間帯に盛岡駅〜荒屋新町駅間で上下各1本の列車が増発される一方、夜時間帯の下り列車1本が削減されます。また、夕時間帯の運転時刻・運転区間が見直されます。
山田線では、利用の少ない茂市駅〜宮古駅間の普通列車下り2本、上り1本が運転取り止めとなります。釜石線では、上り快速「はまゆり4号」の運転時刻が見直され、釜石駅発時刻は現行の10:14から改正後は11:31になります。また、すべての快速「はまゆり」号が松倉駅に停車するようになります。
そのほか、東北本線では日詰駅〜盛岡駅間の普通列車上下各1本が、運転時刻見直しにより日中時間帯から朝時間帯にシフトされます。また、一ノ関駅での東北新幹線から東北本線の乗り継ぎが改善されます。