京阪電気鉄道は、現在実施している最終列車の時刻繰り上げについて、緊急事態宣言の解除後も引き続き実施します。
(2021年6月20日)京都市交通局の減便ダイヤに関する記述を追加しました。
緊急事態宣言の発令および行政・自治体からの要請等を受け、京阪線において4月30日から最終列車の運転時刻が繰り上げられています。京阪電鉄は、実施期間は緊急事態宣言発令中を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大による利用状況を踏まえ、緊急事態宣言解除の翌日6月21日(月)以降も当分の間、延長して実施します。平日・土休日とも、上り淀屋橋駅発の列車2本(0:20発 深夜急行 樟葉駅行、0:22発 普通 萱島駅行)および下り出町柳駅発の列車1本(0:19発 普通 淀駅行)が全区間運休となり、上下線の終電時刻が繰り上げられます(時刻表は下表を参照)。
また、5月1日(土)から土曜・日曜・祝日に実施している運転本数を減らした京阪線臨時ダイヤについては、緊急事態宣言が解除される6月20日(日)をもって終了します。6月26日(土)以降の土休日は、上記の終電繰り上げを除いて通常ダイヤでの運転されます。
関西圏の鉄道事業者のうち、最終列車の繰り上げを実施していたJR西日本(大阪環状線)、阪急電鉄(神戸高速線)、京福電気鉄道(嵐電)、神戸電鉄、山陽電気鉄道(山陽電車)、京都市交通局(市営地下鉄烏丸線・東西線)、神戸市交通局(市営地下鉄西神・山手線)は、緊急事態宣言の解除にあわせ6月20日(日)をもって実施を終了します。
一方で、近畿日本鉄道(近鉄大阪線・奈良線・京都線・南大阪線)の終電繰り上げは7月2日(金)まで、神戸新交通(ポートライナー・六甲ライナー)の終電繰り上げは当分の間、それぞれ引き続き実施されることが発表されました。
そのほか、神戸市営地下鉄の夜間における2割程度の減便(平日・土休日とも22時以降)は6月21日(月)も継続されます。また、京都市営地下鉄で実施されている土曜・休日ダイヤの2割程度の減便は6月20日(日)をもって終了となる一方、毎週金曜日の深夜便「コトキン・ライナー」は当分の間運休が継続されます。