伊賀鉄道は、2021年7月3日(土)にダイヤ変更を行い、始発列車の時刻繰り上げや直通列車の増加などを実施します。
ダイヤ変更では利便性向上のため、上野市駅発 伊賀神戸駅行の始発列車の時刻が繰り上がり、伊賀神戸駅での近鉄線への乗り継ぎがスムーズになります。
現行ダイヤの始発列車は平日・土休日とも上野市駅5:18発ですが、ダイヤ変更後は5:13発となり、5分繰り上がります。伊賀神戸駅での乗り換え列車は、平日は5:40発の大阪上本町駅行 急行となり、現行ダイヤよりも17分早く大阪上本町駅に到着(7:04着)できるようになります。土休日は5:42発の名張駅行 普通に接続します。この列車は名張駅で大阪難波駅行 特急に連絡し、乗り換えると大阪難波駅には6:48に着くことができます(時刻表は下表を参照)。
また、上野市駅で乗り換えが不要の、伊賀上野駅〜伊賀神戸駅間を直通する列車の本数が増やされます。平日の直通列車は伊賀上野駅発が現行の15本から17本に、伊賀神戸駅発が14本から16本となります。土休日は、伊賀上野駅発が現行の17本から18本に、伊賀神戸駅発が16本から17本に増加します。
全体の運転本数は、伊賀上野駅〜上野市駅間では平日が現行ダイヤより1往復多い24往復に、土休日は現行と同じ22往復となります。上野市駅〜伊賀神戸駅間の運転本数は現行ダイヤと変わらず、平日35往復、土休日34往復です。
ダイヤ変更ではそのほか、一部の列車において、伊賀神戸駅における近鉄線から伊賀鉄道への乗り換え時間が見直され、現行ダイヤの接続時間よりも余裕ができるようになります。また、最終列車の時刻も一部変更となります。伊賀神戸駅発 上野市駅行の最終列車は、土休日のみ2分繰り下げられます。一方、上野市駅発 伊賀神戸駅行の最終列車は、平日のみ2分繰り上げとなります。