京成電鉄は、運休しているスカイライナーの一部列車について2021年10月30日(土)からすべて運転を再開します。
スカイライナーは、新型コロナウイルス感染症に伴う社会情勢や利用状況によって2020年5月1日以降、現在も1日あたり上下計36本の列車が運休しています。10月30日(土)からは運休しているすべてのスカイライナーの運転が再開され、コロナ禍前と同じ上下計82本、一部の時間帯を除く終日20分間隔での運転となります。運転を再開する列車のスカイライナー券は10月1日(金)から各停車駅の窓口・券売機、主な旅行会社およびインターネット予約サービス等で発売が開始されています。
なお、現在スカイライナーのうち上下計28本で実施している青砥駅への臨時停車は当分の間継続します。青砥駅で乗車・下車する場合のライナー券については前売りやインターネット予約の対象外となっており、乗車日当日に乗車駅でのみ発売されます。また、平日朝の通勤時間帯に印旛日本医大駅(6:55発)〜京成上野駅(7:51着)間で運転している、AE形車両使用の「臨時ライナー」についても引き続き当分の間運転します(時刻表は下表を参照)。
2020年10月28日から実施している、成田空港への帰国・入国者を専用車両(8号車)により京成上野駅へ輸送するサービス「KEISEI SMART ACCESS」は、スカイライナー運転再開に伴い10月30日(土)から対象列車が拡大されます。利用可能な列車は、成田空港駅9:36(土休日9:39)発「スカイライナー8号」から19:00(土休日18:59)発「同64号」までの1日あたり29本になります。
今回の運転再開にあたって京成電鉄は、新型コロナ新規感染者の減少やワクチン接種の進展、政府において行動制限緩和等が計画されている状況を考慮したとのことです。さらに、10月31日(日)から実施される航空各社の冬ダイヤにおいて増便が計画されていることなども踏まえて判断したとしています。