東北観光の活性化へ「TOHOKU MaaS」再始動 一関デマンド交通もより便利に JR東日本

JR東日本は、東北6県で利用できる観光型MaaS(Mobility as a Service)「TOHOKU MaaS」を2021年11月2日(火)から再スタートします。

山形県酒田市の山居倉庫(Katsumi/TOKYO STUDIO)
山形県酒田市の山居倉庫(Katsumi/TOKYO STUDIO)

4月1日〜9月30日に開催された大型観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」では、各地の自治体や交通・観光事業者の協力のもと「TOHOKU MaaS」が導入され、スマートフォンの電子チケットを使ったお出かけの提案が行われました。東北DC終了後の東北6県の観光を活性化するとともに、地域に在住する方の日々のお出かけにも便利な移動を提供するため、11月2日(火)〜2022年3月31日(木)の期間に改めてサービスが提供されます。

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サービス提供エリアはこれまでと同様、青森県「青森・弘前エリア」、秋田県「秋田・男鹿エリア」「角館エリア」、岩手県「一関・平泉エリア」、山形県「置賜エリア」「庄内エリア」、宮城県「仙台・宮城エリア」、福島県「会津エリア」の東北6県・8つのエリアです。スマートフォンの「TOHOKU MaaS」Webサイト上で会員登録後、クレジットカードや「モバイルSuica」のチャージ残額で電子チケットを購入することができます(発売される主な電子チケットは下図を参照)。

移動に使えるサービスととして、JRや秋田内陸縦貫鉄道を含むフリーパス、定員制高速バス、空港連絡バスなどの交通チケットのほか、予約制高速バスの予約・決済、駅レンタカーの特別価格での予約も行えます。目的地で楽しむサービスは、観光施設の入場チケット、定期観光バスの予約・決済のほか、グルメや温泉施設などで利用できる1枚500円の全エリア共通チケット「東北MaaSチケット」も発売されます。東北MaaSチケットの購入にはJR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」を利用することもできます。

岩手県一関エリアでは観光や生活の足として、予約制のオンデマンド交通「よぶのる一関」の運行が2021年10月1日(金)〜2022年3月31日(木)まで実施されます。同エリアのオンデマンド交通は東北DCに合わせて運行されていましたが、対象エリア内であれば乗降地点を自由に指定できる「フルデマンド方式」へとサービス内容が拡充されました。乗車1回の運賃は大人500円・小児300円です。「TOHOKU MaaS」サイト上で乗車予約・決済が行えるほか、電話予約や車内でのお支払い(現金または交通系ICカード)にも対応しています。

【地図で解説】JR東日本 観光型MaaS「TOHOKU MaaS」 再スタート

「TOHOKU MaaS」で取り扱われるチケット類は今後も順次増やされるとのことです。そのほか、お好みの旅行プランを組み立てられるサービス、周辺の観光施設や体験メニューのおすすめ機能、観光スポット周辺のおおよその混雑情報などのサービスも提供されます。

JR東日本は、 秋冬の東北旅行には「新幹線eチケット」や「モバイルSuica」と組み合わせて「TOHOKU MaaS」を利用し、スマートフォン一つで安心して旅行を楽しんでほしいと話しています。

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