秩父鉄道 3月から「PASMO」「Suica」など利用OK 主要10駅除く窓口営業はすべて終了

秩父鉄道は全線に交通系ICカード「PASMO」を導入し、2022年3月12日(土)からサービスを開始します。

秩父鉄道7000系電車(ちゃんこちゃんこ/写真AC)
秩父鉄道7000系電車(ちゃんこちゃんこ/写真AC)

利用者の利便性向上や、非接触による感染症対策の強化を目的に導入されるもので、ICカード専用改札機などの機器を設置するための工事が実施されます。2022年3月12日(土)始発から全駅でサービスが開始し、「PASMO」「Suica」など全国相互利用が可能な交通系ICカード10種が利用できるようになります(詳細は下図を参照)。

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秩父鉄道でのPASMO定期券、記名PASMOカード、無記名PASMOカードの発売は、サービス開始日の2022年3月12日(土)からとなります。PASMOの発売取扱駅は羽生駅・熊谷駅・武川駅・ふかや花園駅・寄居駅・長瀞駅・秩父駅・御花畑駅の8駅に限られます(路線図は下図を参照)。従来の紙式の定期券、普通回数券はPASMOサービス開始後も引き続き使用できます。また、定期・普通運賃など現行の制度についての変更もありません。

【路線図で解説】秩父鉄道 2022年3月12日(土)から「PASMO」導入

なお、今回のPASMO導入にあたり、秩父鉄道の駅窓口業務は上記のPASMO発売各駅と影森駅・三峰口駅を含む10駅のみに縮小します。それ以外の駅については2022年3月11日(金)の営業終了時刻をもって窓口営業が終了となり、今後は係員が定期的に見回りを行う体制に移行します(路線図は上図を参照)。