「大阪空港交通」「阪急観光バス」合併で新体制に 同時に阪急バスの高速全路線を移管

阪急バス(大阪府豊中市)は、子会社の2社が2022年7月1日(金)付で合併し、空港・高速バス路線を合併会社にすべて集約させると発表しました。

大阪空港交通が運行する空港リムジンバス(にしもり/photolibrary)
大阪空港交通が運行する空港リムジンバス(にしもり/photolibrary)

2022年2月24日(木)に合併契約を結んだのはいずれも阪急バスの100%子会社で、空港リムジンバスの運行を専業とする大阪空港交通(豊中市)と、貸切バスや高速バス輸送などを営む阪急観光バス(大阪市)です。存続会社である大阪空港交通が、消滅会社となる阪急観光バスを吸収合併する手法が取られ、合併予定日の7月1日(金)をもって大阪空港交通は社名を「阪急観光バス」に変更します(詳細は下図を参照)。

さらに、阪急バスが運行する「大阪・京都〜新潟線」「大阪〜松江・出雲線」「大阪〜高知線」など13の高速路線すべてについて、合併日と同じ2022年7月1日(金)に合併会社へ移管されます(路線図は下図を参照)。現在の大阪空港交通と阪急観光バスが運行する路線と合わせ、大阪を拠点とした関東・信越・北陸・近畿・中四国方面への高速バスネットワークと、大阪(伊丹)空港・関西国際空港を発着するリムジンバスを合併会社が一手に担う新たな体制が始動します。

合併および路線移管に関しては、阪急バスが2022年3月1日(火)に国土交通省近畿運輸局に認可申請を行いました。また、大阪梅田の「阪急三番街高速バスターミナル」などの運営も移管され、合併会社の業務となります。

【路線図で解説】大阪空港交通 阪急観光バスを合併 阪急バスの高速路線を合併会社に移管

阪急バスは合併の目的について、経営資源の一元化により事業競争力を強化するためとしており、高速路線の移管により空港・高速・貸切バスの一体的な運用を図ることで利便性とサービスの向上が図れると説明しています。

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