【週間TOP5】5月は2000円で「休日メトロ放題」 横浜地下鉄の取材で初めて知ったこと

先週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2022年4月11日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。

上永谷車両基地で行われた横浜市営地下鉄ブルーライン4000形のプレス撮影会のようす(Katsumi/TOKYO STUDIO)
上永谷車両基地で行われた横浜市営地下鉄ブルーライン4000形のプレス撮影会のようす(Katsumi/TOKYO STUDIO)

5位: 【写真レポ】横浜市営地下鉄ブルーライン4000形 直線デザインで印象一新 シートも快適

横浜市営地下鉄は、市営地下鉄ブルーラインの新型車両4000形を報道関係者に公開しました。写真31枚で詳しくレポートします。

プレス向け撮影会でいち早く車内にお邪魔しましたが、印象深いのは改良されたシートです。1人あたりの幅が広がり、クッション性もちょうど良く利用者に歓迎されそうです。バリアフリー設備や防犯カメラなど最新トレンドも押さえています。

4位: 「大阪〜神戸」など99区間 運賃一部値上げへ 私鉄と競合で割安な設定見直し JR西日本

JR西日本は、京阪神エリアの一部区間に設定している割安な「特定区間運賃」の一部を2023年4月から値上げします。

競合する私鉄との運賃差を抑えるため国鉄時代に導入された特定区間制度ですが、新型コロナウイルス感染症による経営悪化などを受けて一部区間の運賃が見直されます。割引率が特に高かった「6か月通勤定期運賃」が値上げの中心となります。

3位: 「休日メトロ放題」 コロナ“お蔵入り“からの復活 5月の土日祝 2000円で実質乗り放題に

東京メトロは、事前に2,000円を支払うと土日祝日が実質乗り放題になる新サービス「休日メトロ放題」のトライアルを2022年5月に実施します。

土日祝日12日間に東京メトロ線を登録したPASMOで利用すると、7月に対象の運賃分が全額ポイントで還元されるというものです。2021年秋頃の実施が告知されていましたが、コロナ禍が続いたことから約半年間延期されての実現となります。

2位: 京阪電車1日乗り放題きっぷ オンライン前売り開始 小児100円〜 家族のお出かけを応援

京阪電気鉄道は、駅窓口で当日に限り発売していたおトクなきっぷ2種類について、2022年4月1日(金)利用分からオンライン前売り発売を開始します。

乗り放題区間が異なる「大阪・京都1日観光チケット」「京都1日観光チケット」の2種類が対象で、予約サイト「アソビュー」で取り扱われます。小児券はそれぞれ1枚150円・100円と特におトクに設定されており、家族でのお出かけに最適です。

1位: 岩手・青森「ホリデーパス」スマホで1日乗り放題 JR東日本「TOHOKU MaaS」で発売

JR東日本は、岩手県・青森県内のおトクなきっぷ「いわてホリデーパス」「あおもりホリデーパス」について、スマートフォンで購入・利用できるデジタル版を新たに発売します。

地域・観光型MaaS(Mobility as a Service)「TOHOKU MaaS」の中で交通チケットとして新たにラインナップされました。各フリーエリア内で普通列車やBRTが1日乗り放題となり、観光だけでなく地域にお住まいの方のお出かけにも便利です。

5位の横浜市営地下鉄の新車の話題に戻りますが、顔や中身を変えながら長らく続いた「3000形」の増備に終止符が打たれ、ついに新形式「4000形」に代替わりとなります。取材にご対応いただいた車両課の方たちは皆さん、「4000がた」ではなく「4000けい」と呼んでいました。横浜市交通局では「形」表記で「けい」の読みが正式であることを恥ずかしながら初めて知ったのです。「系」「形」「型」の表記、「けい」「がた」の読み方。鉄道事業者それぞれにハウスルールがあり、なかなか一筋縄に行かないところが面白いです。