京王沿線からも「みさきまぐろきっぷ」 約4,000円でランチ付き三浦半島日帰り旅行へ

京急線の人気きっぷ「みさきまぐろきっぷ」が京王線・井の頭線沿線からも買えるようになります。

京王8000系電車の並び(りっくん_/写真AC)
京王8000系電車の並び(りっくん_/写真AC)

京王電鉄と京浜急行電鉄は、京王沿線から三浦半島への日帰り旅行を気軽に楽しめるおトクなきっぷ「京王線発 みさきまぐろきっぷ」を2021年4月1日(木)から発売します。

京王線・井の頭線各駅〜新宿駅または渋谷駅間の往復割引乗車券と、京急線品川駅(JR連絡口有人窓口または高輪口有人窓口)で使用する「みさきまぐろきっぷ」引換券がセットになっています。京王線・井の頭線の「ゆき券」で下車する駅と、「かえり券」で乗車する駅は異なっていても構いません(例: ゆき券は渋谷駅で下車、かえり券は新宿駅から乗車)。

発売開始は4月1日(木)始発からで、京王線・井の頭線各駅(新宿駅・渋谷駅を除く)の自動券売機で発売されます。有効期間は発売当日限り有効です。主な駅からのおねだん(大人用)は、調布駅発3,970円、京王八王子駅発4,170円、京王多摩センター駅発4,100円、吉祥寺駅発3,890円などとなっています(子ども用の設定もあり、詳細は下図を参照)。なお、新宿駅または渋谷駅〜品川駅間のJR線往復はきっぷに含まれていないため、この区間の運賃は別途必要になります。

【図表で解説】京王・京急 「京王線発 みさきまぐろきっぷ」

京急線品川駅で引き換える「みさきまぐろきっぷ」は、「電車&バス乗車券」「まぐろまんぷく券」「三浦・三崎おもひで券」がセットになった企画乗車券です。新鮮な三崎のまぐろ料理や温泉施設、レジャー施設などがおトクに楽しめるきっぷとして定着しており、近場の日帰り旅行ニーズが高まる中、あらためて注目を集めそうです。

鉄道は、京急線品川駅〜三崎口駅間の往復乗車ができます。途中下車はできますが、逆戻りとなる方向への乗車はできません。京急バスフリー乗車券も付いており、三浦海岸駅・三崎口駅を中心とした指定区間の路線バスが乗車券の提示により乗り降り自由となります。

「まぐろまんぷく券」は、加盟店舗(30店舗)の中から1つを選び、お好きな限定まぐろきっぷメニューを味わえるお食事券です。「三浦・三崎おもひで券」は、日帰り温泉施設や水族館、レンタサイクルなどの利用券または、加盟お土産店舗(16施設)でのお土産券として使用できます。

「三崎マグロ駅」仕様に変更された京急線三崎口駅の駅舎看板(c********************p/写真AC)
「三崎マグロ駅」仕様に変更された京急線三崎口駅の駅舎看板(c********************p/写真AC)

京急電鉄の「三浦半島おトクなきっぷポータルサイト」では、各加盟店舗や三崎口駅バスのりばの混雑状況、レンタサイクルの貸し出し状況などがリアルタイムで確認できます。また、土休日には一部の快特列車に座席指定車両「ウィング・シート」が連結されており、混雑を避けて安心して旅行を楽しむことができます。