野球観戦前にテレワーク 西武球場前駅で7日・8日 「WORKING TRAIN」会場は40000系

西武鉄道は、西武球場前駅に停車中の電車内でテレワークができる「WORKING TRAIN」を開催します。

西武40000系電車(レイ5100/写真AC)
西武40000系電車(レイ5100/写真AC)

電車の中で働く・学ぶ・過ごす等の新しい体験の提供を目的とした西武鉄道として初めての試みです。西武球場前駅に停車している新型通勤車両40000系の車内はロングシートの状態で座席前に机が配置され、コンセントやプリンター、Wi-Fiなどオフィス環境が整ったワーキングスペースとして開放されます。

開催日は2021年10月7日(木)・8日(金)の2日間で、13:00〜17:00に利用できます。当日はメットライフドームでプロ野球パシフィック・リーグ公式戦「埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス」が行われます(15:45開場・17:45試合開始)。「仕事が終わってから向かうと試合開始に間に合わない」「試合開始前に少しだけ作業したい」など、さまざまなニーズに応えられるとしています。

via-at(ヴィアート、茨城県つくば市)が提供するスマートフォンアプリ「via-at」をあらかじめダウンロードおよび利用登録しておき、西武球場前駅改札外の「WORKING TRAIN」受付でアプリを用いて入館手続きを行います。配布されるストラップを着用し、5番ホームの会場に移動して電車内またはホームで各自作業を行います(会場図は下図を参照)。終了する際は受付でアプリを開き、退館操作をするとあらかじめ登録したクレジットカードから利用時間に応じた料金が決済されます。利用料金は10分ごと110円、最大(4時間)1,100円です。なお、料金に野球観戦チケットは含まれていません。

車内の座席はすべて自由席の65席で、一定の距離が取られるよう設定されています。事前予約は受け付けていないため満席の場合は利用できません。トイレは駅構内のほか、4号車の車内にも設置されています。Web会議や音楽・動画視聴など、音声が出る場合はイヤホン等を利用するよう案内されています。また、食事をとる際はホーム上のスペースを利用します。

【図表で解説】西武 西武球場前駅で「WORKING TRAIN」

西武鉄道は今後も、駅構内のワーキングスペース拡充をはじめ、多様な働き方をサポートする施策を積極的に進めていきたいと話しています。