【週間TOP5】スマホ乗車券の新顔が東西で登場 年末年始は「3分速い」北海道新幹線で

2位: 25〜27日は特急「はまかぜ」3本が運休 JR西日本 山陰本線 香住〜浜坂間で昼間集中工事

JR西日本は、昼間時間帯にマクラギやレール交換などの大規模な保守作業を実施します。実施区間は山陰本線の香住駅〜浜坂駅間で、2021年10月25日(月)〜27日(水)の3日間、上下計9本の列車が一部または全区間で運休となります。同区間間には代行バスが運転されますが、本数が限られますので利用の際にはご注意を。

運休列車には特急列車も含まれ、大阪駅9:38発・浜坂駅13:09着の下り特急「はまかぜ1号」および、浜坂駅13:30発・大阪駅17:05着の上り特急「はまかぜ2号」は全区間で運転が取り止められます。また、大阪駅12:23発・香住駅15:32着の下り特急「はまかぜ3号」についても運用の都合上、全区間で運休となります。

25〜27日は特急「はまかぜ」3本が運休 JR西日本 山陰本線 香住〜浜坂間で昼間集中工事

1位: 青函トンネル210km/h走行 北海道新幹線3分短縮 2021〜2022年末年始も実施 JR北海道

JR北海道は2021年度の年末年始期間、北海道新幹線の青函トンネル内で時速210kmによる高速走行を実施します。青函トンネル区間では貨物列車と新幹線が線路を共用するため現在、新幹線の速度は時速160kmに制限されています。年末年始は貨物列車の運転本数が少ないことから、2021年12月31日(金)〜2022年1月4日(火)の5日間はそれぞれの列車が走行する時間帯を分ける「時間帯区分方式」が導入され、新幹線の速度が時速210kmに引き上げられます。

東京駅〜新函館北斗駅間の所要時間は現行より3分短縮され、最速列車は3時間54分で結びます。時間帯区分方式の取り組みは2020年末から始まり、今回で4回目となります。

青函トンネル210km/h走行 北海道新幹線3分短縮 2021〜2022年末年始も実施 JR北海道

JR北海道ではそのほか、新型コロナウイルス感染症の影響で夏以降の運転を取り止めていた土休日の特急「カムイ」と快速「エアポート」の一部列車について、2021年11月3日(水・祝)以降の運転を再開すると発表しました。空港アクセスを担う京成「スカイライナー」や南海「ラピート」の一部運休列車についても運転再開のニュースが入っており、航空・鉄道界隈で需要の回復に向けた動きが鮮明になっています。