「龍ケ崎MaaS」鉄道・バス・コロッケもスマホで 「電動三輪バイク」貸出も 関東鉄道

龍ケ崎MaaS推進協議会は、2021年11月6日(土)〜12月5日(日)まで茨城県龍ケ崎市内で「龍ケ崎MaaS実証実験」を実施します。

竜ケ崎線竜ケ崎駅に停車中の関東鉄道キハ532形気動車(barman/PIXTA)
竜ケ崎線竜ケ崎駅に停車中の関東鉄道キハ532形気動車(barman/PIXTA)

協議会には、マイカーに依存しない「次世代の移動のカタチ」を模索する龍ケ崎市と関東鉄道、地元の商工会や教育機関などが加盟しています。MaaS(Mobility as a Service)は複数の公共交通やモビリティを組み合わせて一括サービスとして利用できる仕組みのことで、茨城県が進める「DXイノベーション推進プロジェクト」の採択を受けた「茨城MaaS」の枠組みの中で実施されます。

たつのこまち龍ケ崎モール内「天然温泉 湯舞音 龍ヶ崎店」のおトクな入浴プラン(提供: じゃらん)

実証実験では、スマートフォン画面を提示するだけで龍ケ崎市内の鉄道・バスをキャッシュレスで利用できる「龍ケ崎MaaSチケット」が発売されます。ジョルダン(東京都新宿区)が運営するアプリ「乗換案内」内のモバイルチケットとして購入可能です。チケットは4種類で、関東鉄道竜ケ崎線が乗り放題の1日乗車券(600円、大人用のみ、以下同じ)のほか、竜ケ崎線と龍ケ崎市コミュニティバスの1日乗車券(1,000円)、竜ケ崎線と関東鉄道路線バス(龍ケ崎市内)の1日乗車券(1,100円)、竜ケ崎線・コミュニティバス・路線バスをすべて含む1日乗車券(1,500円)から選ぶことができます(詳細は下表を参照)。

いずれのチケットにも、ご当地グルメ「龍ケ崎コロッケ」の200円割引券と、市内の協賛店舗で割引やサービスが受けられるクーポン券がセットになっています。店舗でもチケット画面を提示するだけで特典を受けることができ、非接触で安心かつ便利に龍ケ崎の街を巡ることができます。

なお、各MaaSチケットは2022年3月31日(木)まで継続発売されます。また、関東鉄道が発売している既存の紙式乗車券「竜鉄コロッケ☆フリーきっぷ」については、11月6日(土)から発売額が500円から600円に、きっぷに含まれるコロッケ割引券は150円分から200円分に変更され、MaaSチケットとサービス内容が統一されます。

実証実験では、CO2を排出しない新たなモビリティによる市内の周遊ツールとして、Future(東京都港区)の電動三輪バイク「GOGO! カーゴ」のレンタル実験も実施されます。転倒しにくい前輪2輪・後輪1輪の機構をもち、原動機付自転車として公道を走行できます(利用には普通自動車免許が必要)。貸出は2021年11月6日(土)〜12月5日(日)の期間中、各日午前(9:30〜12:30)・午後(13:30〜15:30)の2部制で行われます。専用Webサイトから希望の日時の利用予約をした後、アプリ「乗換案内」内でチケット(2,000円)を購入する必要があります。予約は先着順で受け付け、各時間帯とも5名が上限となります。当日の受付は関東鉄道竜ケ崎駅で行われます。

【図表で解説】関東鉄道・龍ケ崎市など 「龍ケ崎MaaS実証実験」

「茨城MaaS」は県内の他のエリアでも順次展開されます。水戸エリアの路線バスで利用できるモバイルチケット「水戸漫遊1日フリーきっぷ」(400円)は、アプリ「乗換案内」内で11月12日(金)から発売が開始されています。茨城交通・関東鉄道・関鉄グリーンバスの対象エリアが1日乗り放題となるほか、観光施設の入館・入園割引券、水戸市内の協賛店で使えるクーポン券もセットになっています。また、紅葉の名所である花貫渓谷(高萩市)へのシャトルバスで利用できるモバイル乗車券も期間限定で発売されます。