今週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2021年12月5日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。
九州・鹿児島の観光列車が思いがけぬ「転勤」です。そして、オープンからもうすぐ3年、ムーミン物語のテーマパークへのお出かけに便利なきっぷが発売されたのですが…「あれ? どうなってるの」と思わず二度見してしまう価格なのです。
5位: 「はやとの風」期間限定復活も22年3月運行終了 秋から「ふたつ星4047」に変身 JR九州
JR九州は、運休中のD&S列車(観光列車)「はやとの風」の運転を期間限定で再開し、2022年3月21日(月・祝)をもって運行を終了します。漆黒のボディで親しまれた「はやとの風」は2021年12月25日(土)から土日祝日や冬休み期間を中心に、吉松駅〜鹿児島中央駅間を1日2往復運転します。
建築家、黒川紀章氏が設計 圧倒的な吹抜け空間は日本最大級 天降川温泉「ホテル京セラ」(提供: じゃらん)
車両は2022年秋に佐賀・長崎エリアで運行を開始する新しい観光列車「ふたつ星4047」に改造され、「パールメタリック」に金色のロゴとラインという、まったく新しいデザインに生まれ変わります。
「はやとの風」期間限定復活も22年3月運行終了 秋から「ふたつ星4047」に変身 JR九州
4位: 只見線「上下分離方式」許可 JR東日本と福島県 会津川口〜只見間 豪雨被害から復旧へ
国土交通省は只見線の会津川口駅〜只見駅間について、JR東日本と福島県による「上下分離方式」導入のための鉄道事業申請を許可しました。2011年7月の豪雨により橋梁流出などの被害を受け不通が続いていますが、2022年秋頃の運転再開を目指して復旧工事が進められています。
JR会津若松駅に一番近い! 徒歩3分の天然温泉富士の湯の無料入浴「駅前フジグランドホテル」(提供: じゃらん)
沿線自治体の強い意志を踏まえて福島県が鉄道事業に携わることにより、JR東日本の費用負担が軽減され、復旧にはずみがつきました。災害からの鉄道復活のモデルケースになることを期待しています。
只見線「上下分離方式」許可 JR東日本と福島県 会津川口〜只見間 豪雨被害から復旧へ
3位: 都営新宿線 22年度末までにすべて10両編成化 防犯カメラ付き8編成新造 8両編成を置換
東京都交通局は、輸送力を増強するため都営新宿線のすべての車両を10両編成にします。10両化は2010年(平成22年)から進められており、すでに全28編成のうち20編成が10両編成となっています。防犯カメラやフリースペースを設置した新造の10両8編成によって残りの8両編成が置き換えられ、2022年度末までに全編成が10両で揃います。
初心者OK! 大都市・東京の夜景を水辺から楽しむカヤックツアー「Mioカヤックアドベンチャーズ」(提供: じゃらん)
面白いのは、現行車両も新たにつくる車両もすべて10-300形という型式である点です。同型式の旧車両を新造車両で置き換えるのはレアな事例です。
都営新宿線 22年度末までにすべて10両編成化 防犯カメラ付き8編成新造 8両編成を置換次ページ: 週間アクセス2位と1位は?