2位: 小湊鐵道 集中豪雨により路盤流出被害 2区間で運休しバス代行 全線通しは3回乗り換え
2021年7月3日(土)まで降り続いた集中豪雨により、小湊鐵道は光風台駅〜上総牛久駅間、里見駅〜上総中野駅間の2区間が当分の間運転見合わせとなり、バス・タクシーによる代行輸送が実施されています。各接続駅では列車と代行輸送との接続がとられ、起点の五井駅から3回乗り換えると終点の上総中野駅までたどり着くことができます。小湊鐵道によると、復旧には1か月以上かかる見込みとのことです。
開放感あふれる「房総里山トロッコ」と、トロッコ車両を利用した各種イベント列車、JR東日本から購入したキハ40形気動車のデビューなど話題を続々提供中の「頑張ってるローカル線」。早期の復旧を願ってやみません。
1位: 東京2020 カシマスタジアム競技日に臨時列車 JR東日本・鹿島臨海鉄道 帰りは深夜便も
茨城県立カシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)でサッカー競技が開催される8日間、JR東日本は臨時列車「カシマスタジアム」号を運転し、東京・千葉方面と会場を乗り換えなしで結びます。鹿島臨海鉄道も大洗鹿島線に臨時列車を運転し、水戸方面とのアクセスを担います。両社とも、試合終了時間が遅い日には深夜時間帯の増発列車を設定しています。
前述の「ロック・イン・ジャパン」中止と関連し、同じ茨城県内で行われるイベントへの対応として、Twitter上では対比するかたちで取り上げられました。その後、カシマスタジアムも「原則無観客」で開催されるとの報道があり、臨時列車の計画は大幅変更が予想されます。
このほか、宮城スタジアム(宮城県利府町)では有観客での開催となるようですが、帰宅時間の「夜行新幹線」が予定通り運転されるのか、今後何らかの発表がありそうです。東京2020関連以外では、2021年9月25日(土)に実施される京阪電気鉄道ダイヤ変更のニュースも入ってきました。コロナ禍での乗客数の減少に対応し、目が覚めるほどの「大減便」が敢行されるようで、当サイトでもその内容を特集する予定です。