【週間TOP5】行きたい「VISON」 見たい「コキア」 JR西日本・近鉄も乗り放題きっぷ

「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で先週、最も読まれた記事をおさらい。2021年10月10日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。

国営ひたち海浜公園「みはらしの丘」で紅葉するコキア(baccha/写真AC)
国営ひたち海浜公園「みはらしの丘」で紅葉するコキア(baccha/写真AC)

今週の上位は人気観光スポットへのお出かけや、おトクな乗り放題きっぷの話題で独占です。旅に出たい人々の気持ちがようやく開放されつつあるようで、行きたいところに行ける自由を尊くも感じます。そんな折、2021年10月7日(木)夜に関東地方で発生した最大震度5強の地震は、帰りたい家に帰れないときにどう行動すればよいのかという、大都市防災の重要な課題を改めて思い出すきっかけとなりました。

5位: 3,000円乗り放題「近鉄全線3日間フリーきっぷ」 2つの「1dayおでかけきっぷ」も登場

近畿日本鉄道(近鉄)から期間限定で2種類の乗り放題きっぷが発売されます。「近鉄全線3日間フリーきっぷ」は近鉄電車全線が連続3日間乗り放題で、大人3,000円・小児1,500円という格安の価格設定です。さらに、近鉄グループ約150施設の観光施設や飲食店舗などで提示により受けられる割引特典も用意されています。

一方、当日限り有効の「近鉄1dayおでかけきっぷ」は乗り放題区間が2つのエリアに分かれており、「大阪・奈良・京都版」のおねだんは大人1,000円・小児500円、「愛知・三重版」は大人1,500円・小児750円です。いずれも利用日前日までの発売で、「3日間フリーきっぷ」のみネット通販でも購入可能です。

3,000円乗り放題「近鉄全線3日間フリーきっぷ」 2つの「1dayおでかけきっぷ」も登場

4位: ひたち海浜公園へ無料「コキアシャトルバス」 キハ205特別運転も ひたちなか海浜鉄道

国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)の「みはらしの丘」には約3万2千本のコキアが植えられています。秋の深まりとともに真っ赤に染まり、まもなくひと味違った紅葉のハイライトを迎えます。多くの観光客が訪れる2021年10月2日(土)〜11月7日(日)の土日祝日には、ひたちなか海浜鉄道湊線の終点 阿字ケ浦駅から海浜公園の海浜口まで、無料の「コキアシャトルバス」が運転されます。

さらに10月の土日4日間には、稼働が少なくなった旧国鉄キハ20形気動車(キハ205)の特別運転も行われます。海浜公園入園券付きの「湊線1日フリー切符」は通常よりさらに割引販売されており、秋の旅をおトクに楽しむことができます。

ひたち海浜公園へ無料「コキアシャトルバス」 キハ205特別運転も ひたちなか海浜鉄道

3位: ふわもこコキア赤く色づく「ひたち海浜公園」へ 大宮・仙台から直通臨時列車 JR東日本

4位に引き続き、ひたち海浜公園の秋の主役コキアに関する話題です。JR東日本は、コキアが見頃を迎える海浜公園最寄りの勝田駅へ向けて、大宮駅および仙台駅から直通の臨時列車を運転します。快速「花咲くひたち海浜公園号」は大宮駅から武蔵野線・常磐線を経由して勝田駅までを乗り換えなしで結びます。お帰り時間の復路便も設定されています。また、仙台駅から勝田駅まで臨時特急「ひたち92号(赤色ふわもこコキア号)」の運転もあります。

勝田駅からのアクセスはひたちなか海浜鉄道のほか、茨城交通が運行する海浜公園までの路線バスも選べます。利用客の多い11月3日(水・祝)までは直行臨時バスも運転されます。

ふわもこコキア赤く色づく「ひたち海浜公園」へ 大宮・仙台から直通臨時列車 JR東日本

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