JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線の2021年8月1日(日)〜31日(火)における運転計画を発表しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により利用状況が不確実なため、東海道・山陽新幹線で夏期間(7月〜9月)に計画されている臨時列車については直前まで指定席発売が見合わされています。これまで、7月1日(木)〜20日(火)の期間はすべての臨時列車の運転が取り止められましたが、7月21日(水)〜31日(土)については計画されていた臨時列車がすべて運転されました。
東海道新幹線では、現在の社会情勢や利用状況を考慮して8月1日(日)〜31日(火)の運転計画が見直されました。期間中に運転される臨時列車の本数は666本、定期列車を含めた1日あたりの平均運転本数は331本となります。このうちお盆期間(8月6日(金)〜17日(火))の1日あたりの平均は345本で、当初計画されていた401本と比較すると大幅に少なくなります。
山陽新幹線では8月に514本の臨時列車が計画されていましたが、直近の利用状況を踏まえ、お盆期間の34本を除く臨時列車はすべて運転が取り止められます。これにより、8月全期間の1日あたりの平均運転本数は256本、お盆期間に限定すると1日平均257本になります。コロナ禍以前の2019年と比較すると、8月全期間の運転本数は88%、お盆期間では83%にとどまるとのことです。
8月1日(日)〜19日(木)に運転を行う臨時列車の指定席については、7月19日(月)14:00から「EXサービス」のほか、全国のJR駅のきっぷうりば等で購入することができます。8月20日(金)以降の臨時列車は通常どおり、各列車の発車日1か月前の10:00から発売されます。
なお、9月1日(水)〜30日(木)の臨時列車については決まり次第告知するとしています。