【週間TOP5】「マリンライナー」終電繰り上げ 篠山口まで「1時間に1本」は免れたが…

今週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2022年1月23日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。

JR宝塚線篠山口駅西口駅舎(Katsumi/TOKYO STUDIO)
JR宝塚線篠山口駅西口駅舎(Katsumi/TOKYO STUDIO)

5位: 特急・快速の最終列車繰り上げ JR四国ダイヤ改正 「しまんと」「マリンライナー」など

JR四国は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、特急列車および快速「マリンライナー」では最終列車の見直しなどを実施します。

「マリンライナー」は、最終列車の発車時刻が岡山駅発で29分、高松駅発で1時間2分それぞれ繰り上げとなります。「東京発最終の『のぞみ』岡山行で高松に帰れなくなる」など、Twitterには利便性低下を心配する声が上がっていました。

特急・快速の最終列車繰り上げ JR四国ダイヤ改正 「しまんと」「マリンライナー」など

4位: 学園都市線「ロイズタウン駅」開業 9割停車 JR北海道ダイヤ改正 当別町2駅は駅名変更

JR北海道は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、札幌エリアでは学園都市線の新駅開業、運転本数の見直しなどを実施します。

生チョコレートで有名なロイズコンフェクト(本社: 札幌市)と当別町の請願駅として「ロイズタウン駅」が開業します。近くにあるロイズふと美工場が拡張により集客施設化するとのことで、そちらも楽しみですが進捗はどうなんでしょうか。

学園都市線「ロイズタウン駅」開業 9割停車 JR北海道ダイヤ改正 当別町2駅は駅名変更

3位: きのくに線・和歌山線 ダイヤ改正で運転区間短縮 「くろしお」全車指定席に JR西日本

JR西日本は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、和歌山エリアでは特急列車の全車指定席化、普通列車の減便や運転区間短縮などを行います。

「くろしお」の利便性が強化される一方、地域輸送は縮小傾向です。阪和線の日根野駅〜和歌山駅間で平日18本・土休日17本が運転取り止めになり、きのくに線・和歌山線はそれぞれ箕島駅・粉河駅と短区間で折り返す列車が増加します。

きのくに線・和歌山線 ダイヤ改正で運転区間短縮 「くろしお」全車指定席に JR西日本

2位: 新宿〜町田間と多摩線で昼間減便 小田急線ダイヤ変更 藤沢〜片瀬江ノ島は折り返し運転

小田急電鉄は2022年3月12日(土)にダイヤ変更を実施し、一般列車では運転本数・区間等の見直し、江ノ島線の運転形態変更などを実施します。

昼間時間帯の運転パターンは大きく変わり、新宿駅〜町田駅間および多摩線では現行ダイヤから1時間あたり3本の減便となります。江ノ島線は藤沢駅を境に系統分離され、特急など一部を除いて片瀬江ノ島駅までの直通運転はなくなります。

新宿〜町田間と多摩線で昼間減便 小田急線ダイヤ変更 藤沢〜片瀬江ノ島は折り返し運転

1位: 篠山口行快速を昼間減便 JR西日本ダイヤ改正 「きのさき」「こうのとり」全車指定席化

JR西日本は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、北近畿エリアでは特急列車の運転日見直し、普通列車の減便などを実施します。

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京都駅・新大阪駅と北近畿エリアを結ぶ特急列車は新たに計4本が臨時列車化され、観光利用の多い週末により多くの運転本数が設定されます。JR宝塚線の新三田駅〜篠山口駅間は昼間時間帯に上下各3本が運転取り止めとなります。

篠山口行快速を昼間減便 JR西日本ダイヤ改正 「きのさき」「こうのとり」全車指定席化

これまで昼間はおおむね30分間隔で運転していた同区間ですが、改正後は時間帯により約30〜60分のランダム間隔となります。JR西日本が利用状況に応じた見直しとして「1時間あたり1本」区間の拡大を進めていますが、この対象からはかろうじて外れたようで、沿線利用者は少し救われたというところでしょうか。

来週もダイヤ改正情報に加え、春の臨時列車に関するトピックスもお伝えしていきますので、ぜひチェックしてください。公式Twitterのフォローもよろしくお願いします。