北陸新幹線の金沢〜敦賀間開業 東京直通は14往復 「米原経由」が有利な目的地もある?

JR東日本とJR西日本は2024年3月16日(土)にダイヤ改正を実施し、北陸新幹線の金沢駅〜敦賀駅間開業で首都圏から加賀・福井エリアへの直通アクセスが可能となり、所要時間が大幅に短縮します。

北陸新幹線で運行しているJR西日本W7系(chapa918/写真AC)
北陸新幹線で運行しているJR西日本W7系(chapa918/写真AC)

東京〜福井間いよいよ2時間台へ

東京駅から敦賀駅への直通列車は1時間あたり1本程度、合計14往復設定されます。そのうち、朝夕時間帯を中心とした9往復には速達タイプの「かがやき」、その他の5往復は停車駅が多い「はくたか」が充当されます。

「かがやき」をさらに詳しく見ると、9往復中の5往復は今回の開業区間内で福井駅と敦賀駅にのみ停車します。それ以外に、小松駅と越前たけふ駅に停車する列車と、加賀温泉駅・芦原温泉駅に停車する列車がそれぞれ2往復設定され、途中駅からも首都圏への速達性が確保されます。また、日中時間帯は「はくたか」が敦賀駅発着で運転され、開業区間内の各駅に停車して首都圏とを結びます。

下り方面の最速達列車は東京駅7:20発の「かがやき503号」で、福井駅に10:11、敦賀駅には10:28に到着します。東京駅〜福井駅間の所要時間は2時間51分、東京駅〜敦賀駅間は3時間8分で、富山駅で在来線特急に乗り継ぐ現行ダイヤと比較して福井駅まで36分、敦賀駅までなら50分の時間短縮となります。

(北陸新幹線金沢駅〜敦賀駅間の運転パターン、最速列車の運転時刻、所要時間・価格など詳細は下の図表を参照)

【時刻表で解説】北陸新幹線金沢駅〜敦賀駅間の運転パターン、最速列車の運転時刻、所要時間・価格

敦賀までなら乗り換えても東海道新幹線経由が早い?

参考までに、東海道新幹線と特急「しらさぎ」を米原駅で乗り換えて東京駅〜敦賀駅間を利用する場合、現行ダイヤの最速達列車では2時間50分で到達できます。延伸開業により乗り換えなしで結ぶ北陸新幹線の所要時間はこれより18分長く、対敦賀駅に絞った場合、首都圏からの経路は選択の余地がありそうです。

開業区間には東京直通「かがやき」「はくたか」のほか、敦賀駅で特急「サンダーバード」「しらさぎ」と接続する北陸ローカルの「つるぎ」が25往復設定されます。うち9往復は「つるぎ」として初めて通過運転を行う速達タイプで、関西・中京圏とのアクセスが向上します。また、早朝・深夜時間帯には特急接続を行わない「つるぎ」も5本運転され、通勤・通学などの利便が図られます。

現在、朝時間帯の上り北陸新幹線では、長野駅で「はくたか」が後続の「かがやき」を待ち合わせるダイヤが組まれています。改正後の「はくたか」は、金沢駅を後から発車する「かがやき」よりも先に東京駅に到着する時刻に見直され、金沢駅から東京駅までの所要時間が7〜10分短縮されます。また、「はくたか」が停車しない駅からも首都圏まで乗り換え不要で便利にアクセスできます。

北陸新幹線では、現行ダイヤで利用の多い日に臨時列車として運転している「かがやき」4本が毎日運転の定期列車となります。新型コロナウイルス感染症が5類指定に移行し、利用状況が回復傾向にあるとのことで、増発により混雑の分散が図られます。なお、増発列車のうち東京駅19:56発「かがやき517号」は首都圏・信越エリアから敦賀駅までの最終列車で、敦賀駅には23:14に到着します。

【東京】東京タワー
1958年(昭和33年)に開業した港区芝公園に位置する高さ333mの総合電波塔です。東京の街並みを立体的に感じる事ができる高さ150mのメインデッキと、東京全体を手に取るように俯瞰で楽しむ事ができる高さ250mのトップデッキがあります。
・都営大江戸線:赤羽橋駅 / 赤羽橋口より徒歩5分
・東京メトロ日比谷線:神谷町駅 / 1番出口より徒歩7分
・都営三田線:御成門駅 / A1出口より徒歩6分
この旅の体験を予約
(提供:アソビュー!)